2003-10-01から1ヶ月間の記事一覧

CD@TOWERRECORD池袋

Keren Ann / not going anywhere 母親に頼まれた竹内まりやを買いに寄ったら発見。去年の"La Disparition"が本当によかったので歓喜してレジへ。なんか2ndとか書いてあった気がするけど、おかしいよ。絶対に3rdのはず。そういえば、パートナーであった天才Be…

二人の詩人

ロマンティックという言葉は死につつあるけれど、完全に死ぬことはないでしょう。でも、私はほとんど使わない。使えば死ぬのが分かるから、それは言葉にしたくない。 言うまでもないことだけれど、その言葉の元の意味は「ローマ風」というに過ぎない。 ロー…

呪怨

最近PCが不調です。 IMEパッドがおかしく、文字によって変換すると強制終了します。 なので、ワードと平行して書く手段でちまちま書いてます。もう文章がぎこちなく硬くダメダメな感じになるし、もう最低。嫌い。 誰か助けて。

いろんなことがありすぎて。

書けません。総括なんてできっこないです。 とりあえず、昨日で長かった今年のシーズンも終わりました。 負けたとはいえいい勝負だったし、最後に広沢の意地も見れました。甲子園で負けることもありませんでした。 もう指揮する星野さんを見れなくなるのは本…

学識なき無知

私は中国、日本を中心に東洋史や文化にも関心があり、世間的には仏教学を専攻していることにさえなっているのですが、現在の世界を見る限り、認識の仕方、表現の形式、解釈の手段に至って近代西洋の形式から影響を受けていないものは探すのも困難であり、近…

迫り来るマルティンの影

感情を中心にして色々考えるというのは面白いのですが、近代批判の文脈に沿って行う以上、理性によって抑圧されるものすべてが関心の対象になってこざるをえません。哲学や思想と呼ばれるものをこの視点から眺め直そうとしているのですが、ディルタイやジン…

The Strokes / Room On Fire (2003)

人気 ★★★★★ 個人 ★★★★ Genre : Guitar Rock / Art Punk 昨日買ったばかりですが、今日は1日中聞いていました。前作同様ちぃとも飽きが来ないのです。タイトルを訳すと「熱くなった部屋」(でよいのかな?) Galaxy500の名盤”On Fire”と関係あるんでしょうか…

守ってばかりじゃいられない!!

感情について考えていると、どこかハムレットに似てくるのかもしれません。そして「大切なのは理解じゃない、愛することだということ」。そんなふうに、すでに私は答えを知っているのかもしれませんが。けれど、また感情のことを考えれば、そんな風に牧歌的…

暴かれた世界

キャスティングは成功したかもしれない。 ハムレットもオフィーリアも素晴らしい演技をしてくれた。けれど、誰が書いているのか分からない脚本は、連想の暴走ですべてを台無しにするかもしれない。

CD @ RECOfan

The Strokes / Room on fire The King Of Luxembourg / Sir The Jam / All mod cons L7 / The beauty process 1は輸入盤を。期待以上の出来。 2は探していた廃盤。ネオアコ好きにとっては必携だっただけに安く手に入って嬉しい限り。 3は持ってなかったの…

日本シリーズ第5戦

金本は凄過ぎて言葉もありません。 あと、地味ながらシーズン中も奮闘した下柳の好投。ここで彼を使ってきた監督、その期待に応えた下柳。 継投陣はさすがですね。パーフェクト。ダイエーは岡本が確かに素晴らしいんですが、彼をあそこまで連投させるダイエ−…

瀕死のハムレット

死の淵でハムレットは、オフィーリアのことを考えていた。 彼はまもなく死ぬだろう。けれど、それは今のことじゃない。 砂時計は何度でも時を刻む。 約束された結末も容易には訪れたりしない。 そして、物語のなかでは誰も本当に死んだりしない。 私は、彼か…

日本シリーズ第4戦

金本凄過ぎます。。。ホームランを狙ってるのは見てて分かりましたが、狙ったところで簡単に打てるもんじゃありません。 今日のサヨナラには本当に泣きました。 何より星野さんの喜ぶ姿がいつもと違います。感極まるものがあるのが分かります。 でも、なんで…

John Everett Millais (1829〜1896)

Art

川辺に佇むの彼女ではなく、川に流されていくオフィーリア。狂気をさまよい、ハムレットから離れて一人死んでいく彼女を描いた"オフィーリア"。有名なこの絵を描いたのが、象徴主義のラファエル前派に分類されるミレイです。("種をまく人""落穂拾い"で有名…

ビルをやっちゃるの?

タランティーノの最新作が公開間近で話題になってます。 過激な暴力描写で有名な彼ですが、CM見る限りじゃMATRIXコンプレックスなんじゃないかと不安です。彼のいいところは、構成の巧さと独特でポップな雰囲気作りだと思うので、ワイアーアクション全開なの…

・新日の危機は続く いままでのツケと言ってしまえばそうなんでしょうけど、かなり大変なことになってるようです。 いちばん大きなことは、蝶野の負傷による欠場でしょう。 責任者としてもレスラーとしても、ここ数年の新日を引っ張ってきたのは彼です。実力…

ピアシング

今日はカラダに穴がひとつ増えました。 ここから何かが落っこちるのか、それとも少しだけ自分が軽くなるのか、まだ実感は全然ありません。 それはこれからの楽しみですね。友人のお母様、本当にありがとうございました。

微妙な角度

デジタル信号に乗ってリボンが飛んできて、私の腕を「軽く」捕えた。 「はぁ?まだ何も悪いことしてないんですが。」 「ちょっとちょっと、逮捕の理由はなんなんですか? え・・・(ゴニョゴニョ)・・・ぐへ、そんなことしてませんよ!」 「というか、それ…

川辺のオフィーリア

彼は感情の問題に取り付かれている・・ 彼女を理解するのに、そうするのが相応しいように考えている。 感情は不思議なもので、それは脳の発達と関係しているようだ。 原始生物にも快と不快の二つの感情はあるという。 進化の過程で脳は大きくなり、それとリ…

Chapterhouse / Whirlpool (1991)

人気 ★★ 個人 ★★★★★ Genre : Shoegaizer / Guitar pop 廃盤。これが彼らの置かれている評価のすべてでしょうか。 シューゲイザーの文脈で語られることが多いChapterhouseですけど、ノイズにダンスビートを融合させて、こんな素晴らしいアルバムを残してくれ…

About Emotion

感情を巡る問題に囚われているので、取りあえず日本ではそれがどのように捉えられてきたのかを考えてみる。 こんな時には類語辞典が便利で、語彙のレベルに限るとはいえ、ある程度は把握できます。その印象を言えば、感情とは実に不安定なものだということ。…

彼氏彼女の事情

猟奇的な彼女と言ってみたところで、それが単なる自己肯定に過ぎないとしたら、私は何も変わらない。 バタイユなら彼女のことを「呪われた部分」とでも言うのかしら。 私は確かにそれを呪ったりしないし、自分を恥じてもいない。 ここでも理性が問題になる。…

120分間の苦悩

こないだ行われた究極衝突がようやく放映されますた。2時間スペシャル!で、さっそく見てみますたのさ。だぎゃ・・・(´ヘ`;)ハァ・真・猪木軍vs新日軍 藤田はフランケンシュタイナーだけ。サップの攻撃は強いけど単調で退屈。中邑は動きいいけど、まだま…

大艦巨砲主義の復活

ド級戦艦・大和、武蔵を擁した連合艦隊ですが、米軍の誇る機動部隊によって壊滅しました。今から60年近く前のお話です。 しかし、本当は圧倒的な火力の前には、戦略も団結心も無力なのかもしれません。 あの連合艦隊が平成の御代に復活したのです。不思議…

あさきゆめみし

星は雲の間から、一瞬だけ見ることができた。 あの声が猟奇的な彼女を連れ戻すんだわ。 でも、こんな日に黒い雲。嵐の前触れなんだろうか?時に嵐は、後に束ねた髪や魔女のように突き出たアゴ先から生まれたりするから。 雲は流れるようにフォレットからラフ…

Number 37.4

ローレライは製造番号の入ったロボットで、決められた思考回路で動いているだけだった。 顔も歌声もすべては作り物だった。 入り江を抜けた後、船は何日も光の当たる場所を漂流した。 見なれた島を見つけたが、辿り着くと同じ景色がまったく違って見える。 …

理性と自然

ユリシ−ズの逸話と理性の話は、フランクフルト学派のテオドール・アドルノの書物のなかに出てきます。 彼は、近代が理性の絶対性を唱えてきたのに対し、アウシュビッツ等を例に出しながら、理性そのものが持つ野蛮性を暴き出しました。 ユリシーズが旅から帰…

David Bowie / Aladdin Sane (1973)

人気 ★★★★ 個人 ★★★★★ Genre : Glam Rock グラム・ロッカーとしてのBowieを、前作『Ziggy Stardust』と並んで代表するのがこのアルバム。 前作のZiggyは最後に自殺してしまったので(ライブでは活動中)、ここでは彼に代わり新たにAladdin Saneを登場させま…

とりあえず箱舟に乗っておけ

・新しいお日様はどこに昇る?? どこの世界でも「神」の怒りは怖いんでしょうか。 蝶野が焦ってます。 まあ、この人の発言見る限り、こいつは高山にバカにされても仕方ないけど、ホーガンまでフワフワオジさん呼ばわりされてることには笑いますた。 焦るのが…

Seven Star

あれから何時間が過ぎたのだろう。 気付けば揺れる白いものは、煙草のケムリに変わっていた。 その星はどこか遠い国を思わせる。 そして私の前に広がるのは、七つの大陸と七つの海。それは世界が1つの希望と多くの欲望で成り立っていた頃の話。 旅立つ船乗…