2003-10-01から1ヶ月間の記事一覧

夢の途中

言葉の世界はここにあるけれど、私が今いるここは何処なのかしら。 遠くなったものも、見えなくなったものも、象徴の中だけにしか無いのなら、このどこかが麻痺している感覚は消えない。 幻想のイマージュは、まるでハッシッシのけむりのようなのね。

箱舟について書きたひけれど

・真猪木軍勝利@究極衝突弐 予想通りでしたが、その後の経過もほぼ予想通りですね。試合を見ていないので詳しくはコメントできませんが、永田のつまらない作戦は見られなかったようで一安心(^。^;)ホッ 坂口CEOももう出てこないみたいです。彼は偉大なレ…

夢の生まれる処

Symbole/Symbol(象徴)について少し考えてみます。象徴はどのように定義されているのでしょうか。① 慣習的象徴 これは、非常に広い意味である仕草や物が特殊な意味を付与されていることですね。 例えば、結婚式での指輪交換(=忠実の約束)、花言葉(ユリ=…

水兵さん考

例えば、誰かがその子に惹かれているとして、けれど、そこには多くのイマージュが入りこんでいる以上、本当は現実を少しも見れないでいるのかもしれない。 また例えば、玩具売場を探しまわってみて、けれど、着衣のない人形など売ってはいないことに、当り前…

Nico / Chelsea Girls (1967)

人気 ★★★★ 個人 ★★★★ Genre : Folk Rock 先日モローについて書いた時、『出現』を見た瞬間にNicoのことを思い出しました。ヨハネの首を求めたサロメと、彼女を重ねてしまったのは、自分のなかでFemme Fatale(運命の女)という言葉によって二人が結びついて…

嶽本野ばら / ミシン missin`

マラルメのことを書いたすぐあとに、これに触れるのは気が引けます。古本屋で安く見つけたので思わず買ってしまいましたが、どうなんでしょうね、これ。私に買われてしまったこの本に飼われてしまっている人達を連想してしまいました。原宿の神宮橋において…

ステファヌ・マラルメ / イジチュールまたはエルベノンの狂気

ようやく読み終わりましたが、勿論たった1度の読書で片付けられるようなものではありませんでした。 なんというか、人からの理解をこれほど拒絶した書物も珍しいと思います。詩とは、レトリックで書かれたものですが、この散文詩は、そのレトリックさえもが…

ここ数日の出来事

・K−1開幕戦 これは酷過ぎる結果に終わりましたね。予想はしていましたが。大きく見れば、館長が脱税で捕まったことの影響なのでしょうか。この1年の中心は、やはりボブ・サップの存在でしょう。 衝撃的だったホーストKOから始まった彼の快進撃。しかし…

酔いどれ船は漂流する

自分は視力にばかり頼っているようですね。アルチュール・ランボーのように、幻視力に生きて、他の全てを犠牲にする度胸もないけれど。あの人が食卓の上に秋を見ているのを知って、少しだけ笑うことができるようになりました。 ロマンチストな虚無主義者でい…

御免なさい

遊んでいたり、疲れていたりで、3日も開けてしまいました。 陶酔から覚めたところで透水になれるわけもなく濁るばかり。

ムダ理論

メタ理論というものがあります。理論のための「理論」をそう呼ぶのですが、すると、メタ理論のメタ理論というものも存在してきます。メタメタメタメタ・・・ と続いて行きます。それを知ったDIO様は、 ムダムダムダムダ・・・メタ理論はムダ理論也。

Chant D`akki

ハイデガーが最強だってことを教えてくれて、ありがとう。 マルクスもレーニンも勝てません。あの悪のオーラにゃ勝てません。

瞳様

Bunkamuraで握手会あるんですね。つか、行きてーーーーーーーーーーーーーーーーー 瞳様に「お会いできて嬉しいです」と声をかける。すると、 あのお声で「ありがとうございます」言われてーーーーーーーーーーーーーーーーーー嗚呼、日本の皆さん、さような…

これほどカコワルイ人ばっかのチームは前代未聞

この人は何を考えているんですかね。 相手に自分の意図を見抜かれて、勝てる闘いなどありはしません。彼らがやらねばならなうことはたった1つだけ。「勝つこと」でしょう。 でも、プロレスっていうのは、ここが分かりにくく、そして面白いところなんですが…

Chant D`automne

秋は、確かに人を感傷的にします。 それはなにも、ボードレールとヴェルレーヌ、2人の詩人の秋の歌を、風音のなかに隠しているからでもないでしょう。 夏が去ると、風も、枯葉も、秋の雨、街を急ぎ歩く人影が、そして、見える場所だけでなく、その人々の心…

虚塵と呼ぶのが辛いかも

こういうのを見ると、ライバルと敵はヤパーリ違うんだなぁと、しみじみ思います。 虎キチとしては大嫌いなチームですけど、やっぱりライバルはライバルらしく、どこかで敬意を払いたいとは思っていたんですが、 原さんの無念の姿 コーチは原さんに随って全員…

Gustave Moreau 1826〜1898

Art

時々ですが、好きなアーティストの紹介をしていこうと思います。自分のためにですが。モローは世紀末的雰囲気を湛えた画風の故に、象徴主義として扱われることが少なくないのですが、それは彼の意思に背くことになるので、私はそのようには受け取りません。 …

額縁が見えなくなる

最近になって、再び芸術に対する関心が戻ってきました。 そういえば、なぜか私は昔から美術が好きで、ニューヨークにいたときも、アテネ、パリ、ロンドンなどを訪れた時も、多くの時間を美術館やギャラリーにいることで費やしたものでした。 なぜ私がそれら…

陶酔から覚めて

私には週に1度だけ通る大好きな場所があります。 そこには1株のバラがアーチになって、その場所を飾っています。花というものは、咲いている時にしか通りかかる人に自分を気付かせることはできません。プルーストの『失われた時を求めて』のなかで、「わた…

My Bloody Valentine / Loveless (1991)

人気 ★★★★ 個人 ★★★★★ Genre : Neo Psychedelic Rock 『Virgin Suicides』に続いてソフィア・コッポラ監督の2作目『Lost in translation』が来年に公開されます。が、一部のファンを狂喜させるているのは、そのサントラにマイブラのKevin Shieldsが曲を提供…

関係ないけど。

中日の新監督が決まったようです。話題性重視で選ぶのがフロントの考えだったようで。。。 ただ、中日は東海を中心にファンをしっかり持ってるわけだし、それ以外に話題性を集める必要はないと思うのですが。星野阪神の影響はあるんでしょう。 でも、強くて…

陶酔の午後

講義時間の関係で平日の午後4時頃の街を歩くことが少なかったのですが、今日はサボりもあったりして、その世界に足を踏み入れてしまいました。すると、電車のなかからパサージュに至るまで「悪魔の造りしモノ」の百花繚乱。。 ああ、美しいです、無条件に。…

只今読書中

マラルメ『イジチュールまたはエルベノンの狂気』 井筒俊彦『意識と本質』 1は読める自分に驚きです。物語論と絡めて、近日中に書きます。 2はあと1週間はかかりそうです。早めに読まないと、H先生の講義を無駄に終わらせることになりかねぬ。

Buzzcocks / singles going steady 

人気 ★★★★ 個人 ★★★★★ Genre : Punk Rock Buzzcocksはパンクバンドで最初に恋をテーマに歌ったといわれています(本当かどうかは不明)。とにかく"政治"を歌わなかったとは言えそう。 音の特徴は、パンク特有の疾走感やリズムに溢れていますが、ClashやPisto…

まれにみるバカ

が捕まりますた。見た目から中身が想像できたのが残念です。。( ´д`) アリストテレスが『弁論術』において紹介するレトリックに「コラクスの議論」というものがあります。「あまりに本当らしく思えるものは本当ではない」というものですが、ミステリーは大…

おいおい・・・

PRIDE武士道で、ミルコ・クロコップに挑戦したドス・カラスJrは、左ハイキックにて1R46秒でKO負けしますた。合掌。試合前から、 ハイキック対策でマスクに穴を開ける やっぱカコワルイから、前日にマスクを特注 とかやってましたが、そんな場合じゃ…

新猪木軍に関しては語ることなし

外敵の驚異の前に、新日軍4人が「一致団結」だそうです。 外からの圧力によって内部が固まるっていうのは、歴史上何度も繰り返されたことですね。 で、外敵がいなくなったら、内戦勃発っていうのもよくあるパターンなんですが。 まあ応援団長の顔見る限り、…

なにげに

3連勝。井川タソ19個目の勝ち星。残り2試合だけど20勝なるか。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ←あといっこ!!

マルクス理論の誤用

個人的下部構造が大変です。 社会的人間である以上、その制限からは自由になれません。 しばらくは上部構造を読書、美術鑑賞等に制限し、その世界に耽溺するつもり。

The Rapture / Echoes (2003)

人気 ★★★ 個人 ★★★★ Genre : Disco Punk アルバムタイトル通りに彼らの出す音がEchoeになって、未来のあちこちで共鳴することは間違いないでしょう。 去年"House of jealous lovers"を初めて聞いて以来、このアルバムの発売をどれだけ待ったものか・・・。少…