2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ウサギのグラス

あの15枚の紙が苛立ちの原因とか思っている割に、もう半分は終わってしまった。きっと、余裕で終わる。そうやって終わってしまう。 ぼんやり見えるようだけれど、やっぱり本当は何も見えない。そういえば、あの時に隣にいたのは誰だったっけ? 何かが見え…

snoozer #48

今号のSnoozer。そういえば「特別価格」の表示が無くなったのに値段がそのままなのはどうなんだろう。まあ、ちゃんと作ってるからいいか。某誌みたいにロックのトリビアなんてどうでもいいしね。表紙はU2のボノ。ただ、D&Gのサングラスがババーンって目…

凶暴なもの

調子が良い割りに、どこぞから調達した山口百恵のベストを聞いたりしているのは、何か大切なこのを忘れているせいなのかしら。 ところで、この人の曲には60年代のフレンチ・ポップスの薫がしますね。プロデューサーの人が意識しているのかもしれません。そ…

ちょうちょ

ニヒルとデカダンに生きるのだとか勝手に決めて、ワイルド、ランボー、ユイスマンス、ロートレアモンに朔太郎、放浪・放蕩・引篭の生活をしてたのに、今年の4月から急転直下。 おそらく人生で最高に絶好調なんだと思う。ブルーな夜は何も変わらないけど、思…

名前 フローラ

視線が移れば意識もそれにつられて変わっていく。けれど、風に乗って運ばれるのは、私以外の全て。 同じ場所は、昨日も、その前の日もそこにはあって、慣れてゆくなかで感覚も止まってしまう。 けれど、もしこの場所に風が吹いていなかったならば、私は石を…

カントリー・ロック

カントリー・ロックといえばグラム・パーソンズ、みたいな定式はありますが、日本では今ひとつこのジャンル自体にあまり人気が無いように感じるのは気のせいでしょうか。そういう自分もたいして知りません。例えば、カントリー自体の起源も知りません。聞い…

内在化

熱病が嘘のように鎮まって、対象が内在化するものへと移っていく。つまり所有への執着が内面化されるってこと? 愛とは、結局は人間の志向性を示すものだという。何を対象とするかによって分類・系統付けられるようですが、人間が関係を求める存在であること…

Quand pars-ju en voyage?

昨日Sさんのバイクで月島へ。帰りに海沿いを走っていたら、羽田で飛行機を見たくなった。 小雨の振る中を寒さを忘れ、空港のロビーで缶コーヒーを飲んでいました。 帰りにアクシデント発生で、蒲田から二人で電車で帰ることになったけど(バイクはご宿泊)、…

The Golden Cups 〜いとしのジザベル

ある方から、最近話題になっているザ・ゴールデン・カップスのアルバムを貸していただいたので聞いてますが、本当に衝撃です。聞いてるとゾクゾクワクワクで時間を忘れそうになります。 1968年の作品なんですが、こんな凄まじいバンドが日本にいたんですね。…

透明

同じように雨が降る日のこと。 やはり花は、眺めてるだけのほうがいいのかもしれない。 部屋に飾るのでもなければ、アーチになって門を飾るのでもない。私は立っている場所を錯覚した。 きがつけば、蜜蜂が去って悲しむ姿は、美しくもなければ可憐でもなかっ…

Nelly Furtado / Whoa Nelly! (2000)

なんだか久しぶりに書きます。 彼女はカナダ出身。サラ・マクラクランが主催した”リリス・フェア”の常連、ポルトガル移民の子、トリップ・ホップの独特な咀嚼、グラミー賞まで獲得。。ですが、自分はほとんど無関心でした。何よりその年は、本当にまともに音…

少しびっくり

Gang of Fourがオリジナルメンバーで再結成。フューチャー・ヘッズとブロック・パーティーの活躍の副産物だとか。日本での人気はイマイチながらどっちのバンドも大好きなので尚更に嬉しい。どうせなら、当時の焼き直しではなく、まったく新しい音を聞きたい…

「米」国務長官

パウエル辞任はともかく、後任候補に慄然。そう、米です。読み方は「べい」ではない。 エンロン事件以降も、チェイニー&こいつがノウノウとしていることには、あの国では司法も死んでるのかという思いでしたが。。。 華氏911がどれだけブッシュを叩こう…

鳥の日

週1の講義。教室に雛鳥が2,3人混じっていて、ピーチクパーチク煩すぎる。10分置きに睨んでるだから竦みあがれよ、小鳥ちゃんたち。 でも、大学の講義なんてこんなもんだったっけ?これが最後の講義かって思うと寂しいかもしれないけれど、忘れててたよ…

京王プラザにて

名ばかりの集まりは腐敗臭で一杯。可燃物の日でしたっけ? そこに捨てられた空き缶にとっては、どうにも居心地が悪い。空っぽで不要なことには変わらないけど。 せめてリサイクルの夢でも見てる。隣の発砲スチロールが空き缶に何か言ってたが、添え物のタン…

ライン

夢の途切れを意識的にしていると、刹那のイメージに満たされるだけで終わってしまう。 目の前に引かれた境界は、声のしない部屋で決められたもの。数多の人々の運命を決めてしまった冷たいラインが私を躊躇させる。 地図を前にした地理学者のよう。想像力は…

淳久堂新宿店

法律が活きるようなトラブル。実地で体験すると凄まじい。失敗は涙で消費しない。はん!・・・・普段は意識しないジャケットの裏ポケット(右)を探るとなぜか新渡戸先生が登場。 その時自分は新宿にいたので、そういえばジュンク堂が新宿三越にできたことを…

花唇

戒めが今にも破れそう。肌のすぐ先に何もない状態が、消極的に自分を抑えていただけなのかしら。 彩りが散りばめられた処、恵の雨の降る処では、自分がどれくらい無力なのか思い知らされる。 久しぶりに花を眺めた感覚。こんな雨の日には、花弁の桃が一層映…

乱れた糸が一本だけ戻る。解れてないので問題なし。明日はもう一本。そのために寝ます。

2004

今年の作品を聞き返してます。なんだか印象の強かったものが少ない気がするんですが、何より音から受ける印象が似ているバンドが多すぎるんですよ。自分が聞いているジャンル以外でどうなっているのかは知りませんが、「良いバンド=衝撃」といったものは、…

背後

いやはや、失態ではないが、なんとも間の抜けた話ではある。 自分の屁理屈にも呆れ返る。負けず嫌いと、売られた喧嘩を買う癖はなんとかせぬと。 そして、乱れた糸をほぐすことと、目標にと定めた事柄を実行することには深い繋がりがある。 ゆえに、なんとは…

ニューカマー×2

UKの新人The Dead 60'sがなかなか良いです。まあシングルのインパクトがそれほどあるわけでもないので、物凄く期待できるって感じはしませんが、雰囲気はほとんどクラッシュ。リバの”Cyclops”よりもずっとクラッシュ寄りです。もう少しディスコ・パンクっぽ…

霧が凄すぎて何も見えない。足音くらいは聞ければいいものだが。 でも、そんなに心配する必要はないのかもしれない。 ほどほどに笑っているのだろうし、必要ないのはおそらく俺のほうだ。 俺とは逆に霧は無いけれど、足音が煩くて仕方がないっていう人だって…

今日は、なんとも不思議な気持ちになった。 あの瞬間のために、今までの時間が一気に集約された感じがする。 今まで手にしてきたものを、何のために繋げればいいのかが分かった。 けれど、ますます人と離れて一人で歩いているような感じが強くする。 最近、…

今日の出来事

昨日はLECの帰りに久しぶりにEさんとIっしー、Sさんと飲む。私は途中参加。 大好きなEさん、でも、僕は最近少し寂しい。 さて、どこへ行くのだろうか。どこも切ってない。けれど、飛べない小鳥が地面で羽をばたつかせている。 元いた場所と比べれば、小…

Set List-11.02@SOFT

学祭にちょこっと顔出しして、その後渋谷で三男(id:yutayutaさん)と合流してから行きました。また、遊びに行きましょう☆ 個人的にもとても楽しかったです♪ 主催者の方、そして誘って下さったid:quawabeさんに感謝いたします。皆様、お疲れ様でした。 〜23:00…