2003-11-01から1ヶ月間の記事一覧

転がる岩のように

今日は友達がレコードを回すというので、吉祥寺のクラブへ行ってきました。 正直に一言、すごく楽しかったです。 (疲れてるせいか、最近こういう真っ直ぐな言い方しかしてないような・・・) 彼はブラックが専門なのですが、ブラックミュージックっていいで…

貧しいものには 丘への階段は険しいが 愛するものには 風車の羽は格好の隠れ家だ Cora Vaucaire ゛モンマルトルの丘゛ この見晴らしのよい丘の上の、愛するものと隠れ家から私は去り、ただ一人、あの街へと降りていく。

展望台にて

感情をテーマに卒論を書くことにしましたが、研究したいものをまとめてみたものの「これだけで論文が5,6個書ける」とのことで、もう少し絞ることにしました。 無難に宗教感情にしようと思ってますが、この分野はかなり幅広く、様々な視点から研究されてい…

丘の上の愚者

どうも、私の浪漫主義解釈は浅はかだったよう。 彼らの主張した個人主義が、天才主義だったことは注目していいかもね。衆愚政治が分かりやすくなるわ。 民主制は個人の一人一人の意思が反映されるということでしょうけれど、徒に個人が氾濫したらどうなるか…

完璧な美って何?

美しいものに醜い意味を見いだす人々は腐敗しているだけで魅力がない。これは一つの過失である。 Oscar Wilde ゛The Picuture Of Dorian Gray゛ 続く文章は「美しいものに美しい意味を見いだす人々こそ教養人なのである。これらの人々には望みがある」。 で…

感情的な、あまりに感情的な

今日の講義は少し(かなり)屈辱でした。 「おまえの言うことは具体性が無いんだよ。宗教学や社会学だったらそれでいいんだろうけど。」 うん、確かにその通り。経典も読まないで、語れるわけがない。ただ納得するだけです。でも、その場所に限りますが。 読…

untitled

わたしの心にあったのはこういうことだ─アーティストの進む道、自由を再定義する道、宇宙の再創造、新しい声の出現。 そしてそういったことを─不器用ながらも─わたしはロックのスタイルを通して表現するに至った。わたしはただの捨て駒かもしれない。でもそ…

徒然なるままに

PCを買い換えて以来、手持ちのCDを音楽ファイルに変える作業に没頭しています。 そのせいか、時間があれば音楽を聞いてばかりいて、PC使ってる割には日記を書いていないし、家で本を読むのもサボっていたりして、なんなんだろう、少し生活のリズムが変わ…

いつか

目をとじて 感じて いまにわかるよ、現実を知ったとき その時に、愛を育てたい ごまかせないさ、僕にはわかる 音に耳をかたむけて いつ死ぬかは わからないけれど 愛することを君が知る(僕の気持ちがわかるだろう) 無視しても 感じずにはいられない いまに…

失われた信頼

とりあえず個人的には環境問題から開放。 まあ、政治や社会のレベルで考えれば、この軸に沿った方向に行く(行かざるをえない)でしょうね。 近代批判でよく見られるような言説、例えば、自然を対象として人が見るようになってから人による自然の支配が始ま…

水の星に愛をこめて

この数年、異常なほどにガンダム人気が復活して、人後に落ちずに愛している私としては、少し複雑な気持ちだったり。 カッコいいとか、(・∀・)イイ!!とか、そんな感じで見るのも全然構わないことなんですよ。見方は自由だし、人の数だけの解釈があっていいわ…

そういえば

コンサートの行きに選挙行ってきました。 責任を果たしておけば、とりあえず後で文句くらいは言えるわ、って、その程度ですけど。投票率は相変わらず低かったようですね。 民主主義はすぐに衆愚政治になるって、2000年以上前にアリストテレスやポリヴィ…

CD @ WAVE池袋

諏訪内晶子 / Complete Best゛intermezzo゛ 予約していたのを忘れていたので帰りに購入。オマケにポスター貰っちゃいました(笑) でも、彼女のベスト盤は少し前に発売されたし、そもそもクラシックでベストっていうのも奇妙といえば奇妙だし、初回盤に写真集…

パーヴォ・ヤルヴィ指揮シンシナティ交響楽団 @ サントリーホール

・コールマン:ストリートスケープ ・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 諏訪内晶子(Vn) ・ベルリオーズ:幻想交響曲 目的は当然のように2曲目。知り合いの方が2列目センターを定価で譲って下さったので、お久しぶりの間近での諏訪内さん。 開園10分…

たまには周囲に目を向けてみる

今週の社会哲学の講義で発表しなければならないために、急遽環境学を勉強しています。どう考えても2,3日でできるわきゃないのに、いままでなんでサボってたんだらう(涙) ただ考えてみれば、環境について押えておくいい機会でもあるし、それなりにきちんと…

沈黙の秋

何人も語ることなし 何事も語ることなし ただ、昨日という閉ざされた暗闇に ただ、今というほんの瞬間の閃光に ただ、明日という光待つ暗闇に、劇場に J.A.シーザー ゛何人も語ることなし゛ これには深い意味じゃなく、不快意味を込めました。マトリックスへ…

浦島太郎

たった一週間見てなかっただけなのに、状況が全然わかりません。 高山が負けたと思ったら、藤波が引退決めるわ、太郎さんまで登場するわで、玉手箱を開けてしまった気分。 それがパンドラの箱ではなかったことを祈ってます。

Book

岡崎勝世『世界史とヨーロッパ』講談社現代新書 著者はドイツ近代史が専門のようですが、これは歴史観が世界観においてどのように機能してきたかを、ヨーロッパを題材に解説した入門書。とはいえ、この切り取り方は新鮮で、色々と心性を考えるうえでも分かり…

歴史化するということ

藤田省三『精神史的考察』のなかの「或る歴史的変質の時代」において、個人的に衝撃を受けた部分がありました。 維新に始まる明治時代が、思想的・政治的立場の違いに関わらず「立国」という目標が人々に共有されていた時代を経て、日露戦争後あたりから大き…

MATRIX REVOLUTIONS

早速見てきましたが、あまり多くを語る気ないです。語るのが無意味に思われて。シリーズ1作目は「意識」がテーマになっていると思われる部分が多かったので、パクった元ネタである押井守の『攻殻機動隊』的な展開になるのを期待してたのです(まあ、あれも…

ああっ!

おひさしぶりの更新です。 ようやくPC買い換えました。 いままで使っていたのはなんだったのだろう・・・と考え込むほどの恐るべき性能差。

vacation

水曜には新しいPCがきます。 もうやってらんない感じなのと、いま学祭で忙しいので、数日のあいだだけ日記はおやすみします。

Her Daddy

ファックしすぎ、タバコ吸い過ぎ、酒を飲み過ぎで、 自分をユイスマンス、ホフマン、ランボーにエドガー・アラン・ポーだと思ってる Charlotte Gainsbourg “ Oh Daddy Oh ” 娘から見た父親像を、父親自ら作詞して娘に歌わせる。倒錯的世界。

そろそろ引退

近々PCを買い換えます。体力の限界のやう。 書いているだけで本当にストレスが溜まり苦しいのです。

Book @ LIBRO池袋

藤田省三『精神史的考察』平凡社ライブラリー 斧谷彌守一『言葉の二十世紀 〜ハイデガー言語論の視覚から』ちくま学芸文庫 藤田さんは思想史家。天皇制についての分析で有名。「「物」には人間の経験が沈殿しており、現代では失われてしまった大切な経験を「…

あの人へ

"私は本当の姿でないあなたを受けとめ、あなたの本当の姿のままに置いていく" Charlotte Gainsbourg “ Pour ce que tu n`etais pas (あなたのために)”

Ma Cherie

私がいつも吸っている煙草はCHERRY。 いろいろと浮気はすれども、けして別れようとは思わせない彼女の香り。 他のを2日続けて吸おうものなら、段々と彼女が恋しくなる。そして気付けば、10日くらい毎日彼女と付合って、あの煙と香りに酔ってしまう。でも…