Music

Ravel / Piano Concerto in G major

Samson Francois (p) (1959) Andre Cluytens / Orchestre De La Societe Des Concerts Du Conservatoire 当たり前のことですが、当時は録音技術など稚拙なものに過ぎなかったし、またレコードというものも酷く高価で、容易に手にすることができるものではな…

Ravel / Rapsodie Espagnole

Charles Dutoit / Orchestre Symphonique De Montreal (1981) 帰宅してNHKのBSを付けたら、なぜかムーティ特集。で、ひたすら管弦楽曲。ファリャからヴェルディまで、ムーティの好きそうな派手な曲ばかり。ヴェルディはさすがに良かった。そして、ラヴ…

Arctic Monkeys / "I Bet You Look Good On The Dancefloor " (2005)

新人ですが、大枠扱い。今後の超一推し。 シングルとしてはこれ1枚しかないので詳細はほとんど不明。フランツと同レーベルで、ポスト・リバティーンズの最有力だとか。とりあえずタイトルもジャケットセンスいいねというのが最初に気に入った理由。 聴いて…

Chausson / Poems Op.25

Jascha Heifetz (v) , Izler Solomon / RCA Symphony Orchestra (1952) ショーソンの詩曲。秋の夜長に聴くと本当に良い曲。ヴェルレーヌの言う秋風のすすり泣きっていうのはこういうヴァイオリンだと勝手に思い込む。この演奏は、ピアノ伴奏じゃなくオリジナ…

Echo & The Bunnymen / Crocodiles (1980)

Genre : Neo-Psychedelia , Post-Punk , New Wave 「ポスト・パンク」なバンドが溢れに溢れて大洪水状態なので、久しぶりにこれを聴いてみた。個人的には、ギャング・オブ・フォーの1stと並んで物凄く好きなアルバム。 で、当時のイアン・マッカロクがあまり…

Mozart / Piano Concerto No.20 in D minor K466

Clifford Curzon (p) , Benjamin Britten / English Chamber Orchestra (1968) 朝のはなまるマーケットをたまたま見ると、なぜかモーツァルト特集。なんでもリラックスにも病気の改善にもモーツァルトが良いと騒がれているらしく、現にCDも売れてるという…

Debussy / Preludes 1er Livre

Arturo Benedetti Michelangeli (p) ミケランジェリはハンマーの先を斜めに切っていたとかいないとか。勿論、普通ならそんなことしたらまともに音さえ出ないでしょうね。とりあえず、彼がどこの演奏に行く時も自分専用のピアノを運んでいたというのはそんな…

木村カエラ / "BEAT" (2005)

あまり積極的にプロモする気ないのかなと思ってしまうくらいに久しぶりのシングル。前作で一般的に割と有名になったのに、その後はライブ活動やらCM出演やらで、かなりマイペース。 そして、この曲。僕はかなり好きですが、一聴した印象は地味ですね。そん…

久しぶりに新人を聞いてみた

最近は新人チェックなどまったくせずにBack To The 50'sしてたところ、サマフェスの顔触れ見ても「誰ですか」バンドが多すぎ。時代に付いて行く気もないながら、取り残されるのもどうにも不快なので、とりあえず3組だけチェック。で、勝手に評価。自分のダ…

Brahms / 4 Ballades Op.10, 2 Rapsodies Op.79 & 10 Intermezzi

Glenn Gould (p) 最近はとんでもない理由でクラシックばかり聞いてますが、久しぶりにブラームスを聞いてみて、ああ、本当はこういう音楽だったのか、と思いました。正直言えば、ロマン派のなかでは渋いというか、どこか抑えたようなものを感じるブラームス…

Franz Ferdinand / You Could Have It So Much Better (2005)

思えば、去年の2月に1stを視聴後に即買いして「これには絶対にみんな反応するだろう」といったことを日記に書いた記憶があります。そうしたら、あれよあれよと言う間にアメリカでも大ウケ、日本でも夏にはお祭状態、気付けば去年の顔みたいになっていた。正…

Beethoven / Symphony No.4 in B flat major Op.60

Carlos Kleiber (con) Bavarian State Orchestra (1984) 今日は勉強しながらこれを聞いていた。ベトヴェンの4番は、シューマンの「二人の巨人に挟まれた可憐なギリシアの乙女」という表現で有名ですが、今は亡きクライバーの演奏を聴いていると果たしてそう…

The Jam / All Mod Cons (1978)

突然猛烈にウェラーの暴れっぷりを聞きたくなった。気取っただけの自分勝手な連中は要らない。クールっていうのは冷えているのとは断じて違う。 最近ウェラーの新作が出た。レコファンで「これいい。物凄く声聞いたことあるけど誰だっけ?」と思ったらウェラ…

NANA × REIRA

NANA starring Mika Nakashima / "Glamorous Sky" (2005) REIRA starring Yuna Ito / "Endless Story" (2005) 特に真面目に書く必要もないのですが。気分転換がてら突っ込んでみる。 まずナナ。ブラックストーンズってパンクだったと思うんですが、なんでこ…

Gwen Stefani / Love. Angel. Music. Baby (2004)

昨年末に出たノー・ダウトのグウェンのソロ作。シングルは良かったけど、ゴスロリ(のロリ)ファッションが強烈すぎてアルバム聞いてなかった。 現時点でのノー・ダウトの最新作は、タイトル通りにロック・ステディなレゲエからスカまで混在の凄いアルバムだ…

くるり / "Superstar" (2005)

待った甲斐あったのくるり新曲。"ばらの花"直系のギターポップで、この切ないメロディに岸田のボーカルとギターが言葉に乗れば、もう何も要らないや。俺はずっとこいつらと未来へ行く。 「誰もいない芝生で全部忘れてしまうよ 何処へ行ってもいいよ さよなら…

ロック電動?

http://www.swingart.net/HallListIndex.html ロックの殿堂に選ばれる基準ってなんなんでしょうか。特に、最近の殿堂入りになると、基準がよく分かりません。いや、選ばれてる人は文句なしに凄い人ばかりですが。パーシー・スレッジ(「男が女を愛する時」19…

スコット

スコット・ウォーカーに惚れました。今までなぜ聞いていなかったんだろうか。 それに声に惚れたことも本当に久しぶりのことだ。おそらくデヴィッド・ボウイ以来。 とはいえ、そのデヴィッドが惚れた声こそ、スコット・ウォーカー。 彼のアルバムは資金をなに…

BabyShambles / "Fuck Forever" (2005)

ようやく出たベイビーシャンブルズの2ndシングル。 舐めたタイトルの曲だと思った。この人の場合は、狙ってるとかそういうこともなく素直に悪意でやってるんだろうけれど。ジャケット見てよ、このセンス。銃持った子供に購入規制シールだよ。ピーターさ、笑…

プレ・ビートルズ

あ、そういえば上のを書く際に使ってるネタ本を以前書きましたが、自分でかなり追加してます。あの本は550と上限を定めているので、著者のかまちさんとしても相当なレベルで削っているに違いありませんから。 順番でも、かまちさんの本だと120番目くらいにビ…

The Others / The Others (2005)

ゲリラライブ敢行、とかつまらない手法で今年前半に台風の目になった新人バンド。個人的にそういうことには興味ないし、あくまで曲で勝負しろということで微妙な印象。全体的には一発屋オーラ全開です。 まずヴォーカル、やヴぁいくらいに歌下手です。下手っ…

上半期ベストトラック

そういえば、去年は、上半期とかに分けてベストトラックを書いてたのに、今年はやってないですね。 書く気力ないので1曲だけ。 Coralie Clément / Un Beau Jour Pour Mourir 個人的には間違いなくこれ。邦題「退屈にさよなら」。 疾走するギターに合わせて…

ダイアナ

リストのうちの1955〜57を1枚のCDにして聞いて見ると、ロックンロールとドゥワップばかり。こういう音が溢れた時代だったんだと思いながら聞いてると、わくわくする。全部、いまと繋がってる。表面的に失われた音があろうとも、リンクしている感覚がある…

タイムリミット

こないだのリストは更新中。サティスファクション以前の足りない曲を少し補充しました。106曲。 ところで、この頃の曲って短いですね。ほとんど3分以内(というか2分前後)。モーリス・ウィリアムス&ザ・ゾディアクスの超名曲"Stay"なんて1分39秒です…

前に買ったポップスの本を基にして、気分転換がてらiTunesでプレイリストを製作中。 今のとこ1965年までで75曲。1999年まで550曲で完成予定。とりあえずビル・ヘイリーからプラターズ、サム・クックにマーヴェレッツ、ストーンズのサティスファクションまで…

Elvis Presley / Elvis 56 (1956)

こんなのあったのかという編集盤。タイトル通りに1956年にエルヴィスが発表した曲がずらっと22曲。 でもって、異常です。ジャケの格好良さも半端ないですが、名曲、名演というのはこんなに簡単に生まれるのかと恐ろしくなる。"Heartbreak Hotel"に始まり、"H…

Weezer / Pinkerton (1996)

Styles : Punk-Pop , Emo , Alternative Pop/Rock 先日MTV見てたらUSチャートに新曲が入ってた。でも、なんか違うんだな。しっくりこない。通称グリーンアルバムでの復活以降は、2ndの不評が嘘みたいに売れまくりでパワーポップといったらレベルなのになん…

The Crystals / The Best Of The Crystals (1961-64)

Styles : Girl Group , Wall Of Sound , Brill Building Pop フィル・スペクターがプロデュースしても、ロネッツ(というより"Be My Baby")が有名すぎて、相対的に地味なクリスタルズ。 クリスタルズはいわばスペクターの実験作品だったようで、このベスト…

Röyksopp / The Understanding (2005)

ロイクソップの4年ぶりの新作。衝撃ではデビュー作ほどではないし、あの空気とはずいぶん違うなとは思う。ダウン・ビートというよりは、もっとクリアで白昼夢のよう。ただ全曲が圧倒的に美しい。そこらに氾濫してる安っぽいダンス・ミュージックとは完成度…

Nine Black Alps / Everything Is (2005)

シングルの"Shot Down"聞いてから、これはいける、と。アルバム出たので即買い。 で、感じた通りに、これは最高すぎる。たった35分で無駄もない。ただし、一聴はオリジナリティ無し。ニルヴァーナか?と誰もが思うであろう最初の3曲(どれも実に良いです…