The Jam / All Mod Cons (1978)


突然猛烈にウェラーの暴れっぷりを聞きたくなった。気取っただけの自分勝手な連中は要らない。クールっていうのは冷えているのとは断じて違う。
最近ウェラーの新作が出た。レコファンで「これいい。物凄く声聞いたことあるけど誰だっけ?」と思ったらウェラー。なんだ、やっぱりそうか。がんがん来るのは結局ウェラーだ。で、これはぜひ相棒に買ってもらいたい。俺には金がない(;´Д`)
今日は、久しぶりにジャムの3rdを聞く。パンクとモッズが同居できるという典型。クールに気取るのがモッズなんてことは絶対にない。暴れ回るだけがパンクってことも絶対にない。髪を立てる必要もない。まあ、モッズは感覚がパンクスだから当然といえばそう。
肝心なのは傷付くことを恐れること。何かを求めれば、それが人に対してであろうと、世界に対してであろうと、リスクがあるのは当然だ。恐れずに噛み付く、叫ぶ。だから、どうした?と構える。拳を握ったままで何が悪い。ふにゃふにゃ世界に合わせる必要なんてない。苦しいのは一人じゃないんだ。仲間がいれば、そうやって生きてくことだってできるさ。
そう、世界には必ず凄い奴はいるし、素晴らしいものはいくらでもある。でも、全部じゃない。裏切られることも、悲しいこともいくらだってある。でも、それがどうした?辛い時はいくらだってある。苦悩も絶望もいくらだってある。でも、だから、先へ行ける。それに応えてくれるもの、支えてくれるものが見つかる。俺はそれだけは裏切りたくない。
そして、苦しくたって、スタイルを崩さないこと。自負なんていうのは、その程度にあればいいし、だが、その程度にだけは絶対に失うわけにはいかない。クールっていうのは、ただ逃げないことだ。でも、感じないことじゃあ絶対にない。泣きたいなら泣けばいい。苦しいなら苦しいって言えばいい。ただ、逃げない。この程度の苦しみで倒れてて、何ができるか。俺はお前のそばにいるだろう、元気出せ。
苦しんだ数だけ、強くなれる。優しくなれる。こんな俗っぽいことが、圧倒的に真実だよ。知ってるはずだよ。