Book

藤木 英雄 / 刑法総論

このような本(というより”基本書”)をブログに書いたりすると、いかにも法学やってます、みたいなナルシズムが出て気持が悪いのです。そういうページが目立って、変な安心を求めたいのか、みくし的な狭いコミュを作りたいのか、まあ、そういうことはどうで…

漫画バトン

heresy666さんからバトンが回っていたことに今日気付きますたm(_ _)m ・本棚に入っている漫画の数 結構売ったんですが、それでも200冊くらいはありそうです。意外とありました。 ・今おもしろい漫画 とりあえず最新刊が出れば買うものは、陰陽師、20世…

司馬遼太郎/ 関が原

読み終えたまま書くのを忘れてたいたので、思ったことを少しだけ。 最初は西軍の石田三成が中心になって描かれているので、そっち側からの視点で行くのかと思いきや、途中からは家康に重点が置かれていきます。これは、三成が挙兵した後、ほとんど家康の動き…

Say Go!

なんだかんだ言われても、やっぱり松岡正剛って面白いんですよ。凄いんだろうけど、それ以上に面白い。 最近、文庫化された『遊学』も「見方」なんでしょうね。そのまんま読んでも、「えー何これ?」って感じで、何が何だか分からないんですけど、こういう解…

嶽本野ばら / ミシン missin`

マラルメのことを書いたすぐあとに、これに触れるのは気が引けます。古本屋で安く見つけたので思わず買ってしまいましたが、どうなんでしょうね、これ。私に買われてしまったこの本に飼われてしまっている人達を連想してしまいました。原宿の神宮橋において…

ステファヌ・マラルメ / イジチュールまたはエルベノンの狂気

ようやく読み終わりましたが、勿論たった1度の読書で片付けられるようなものではありませんでした。 なんというか、人からの理解をこれほど拒絶した書物も珍しいと思います。詩とは、レトリックで書かれたものですが、この散文詩は、そのレトリックさえもが…