(とりあえず)2005ベスト

一昨年にやったように、去年のアルバムで個人的なベストでも選ぼうかと思うんですが、去年は例年に比べて圧倒的に聞いてないので(せいぜい40枚くらい)、幅広くはできそうにないです。 もう一つ、去年の作品で、物凄く好きで聞きまくった作品は少ない気もする…

イキ

世界にはやってられないくらいに野暮で嘘付きな連中が大勢いやがりますが、僕が心の底から信頼できて、大好きだと言える人もいる。そして、ひっそりと綺麗なものも隠れている。 無粋な輩は見なくてもよろしくて。僕には平成の江戸っ子の意地ってやつがあるの…

The Strokes / First Impressions Of Earth (2006)

今年の一発目ということで、ストロークスの3枚目。 さすがというか、彼らは裏切らずに進化しているというか、かなり凄い作品。最初に聞いた時は、シングル"Juicebox"のあまりにハードな展開にびっくりしましたが、全体としてはストロークスだなあと思わせる…

親戚の親戚

というわけで、血族でも姻族(当前)でもない子の家庭教師をすることになった。 その子は芸能スクールに通っていたりするので、世間一般的には美少年なんだろうけれど、関係なく高校受験の指導。 ただ、個人的には、勉強がそういう彼の夢の邪魔に感じるよう…

早く寝ればいいのに、考えごとをしていてなかなか寝付けない。 どうしようもない不安はなんにもないけれど、喜びの裏側にぺたりと張り付いた程度の不安は際限なく出てくるものだ。 いちばん恐いのは、言葉が嘘に見えてくることで、それはただ私に表現力が欠…

風邪で声が出ない

けれど、言葉がなくなったわけじゃない。電話ができないくらいだけど、それが苦しかったりもする。 塾のMさんは言葉がうまい。数Ⅱも数Bも誰も代わりを果たせないなら、声がかすれたくらいで責任を果たさないというわけにもいかない。ずっと寝てる予定がや…

元旦

明けましておめでとうございます。 はてなを始めてから3回目の新年です。ここで本当にたくさんのものをもらえたし、私にとっては感謝してもしきれない。今年も素晴らしい一年であること、たくさんのものに出会えることを楽しみにしています。 これからもよろ…

今日はずっと携帯の傍で過ごす。民法と刑法の勉強と、それが併行。 でも、遠くから聞こえてきたのは泣声じゃなく足音だった。それが本当に嬉しい。それだけ。 夜になると親父が北海道から帰ってきた。30日まで仕事とは実に大変ですが、とりあえず私も負けな…

み・あみーご

この日は大学時代の大大親友たちと忘年会。椎名町のほとんど我が家と化してる飲み屋で一次会、池袋のカラ館で二次会。 とりあえず青春アミーゴは歌った。盛り上がってよい。大滝詠一はメールをくれた人のためにひっそりと、沢田研二は歌詞があれだから(一応…

グラス

全然文字にならない。私の文字は本当に頼りない。書けば書くほど、全部嘘に思えてしまう。でも、もっと頼りないのは私の声のほうで、詩的でも雄弁でもなくて、まるで子供のように同じことばかりの繰り返し。でも、ずっと信じられた気がする。詩を読むように…

モムーリ!o(゚Д゚)っ

塾ですが、理系の講師が入ってきてくれないと真剣にやヴぁいです。私は文系なんですが、入ればほぼ確実に高校数学を教えている。で、他の講師の先生見ても、確かに(とりあえずレベルで)できるのが私しかおらぬ。でも、それはまあ文系の子に数学教える限り…

Dvorak / Symphony No.8 in G Major Op.88

George Szell / The Cleveland Orchestra (1970) 塾で教えてる子に吹奏楽部に入ってる子がいまして、来年の曲はこれに決まったそうです。 有名な第9番(新世界)とどっちにしようかと迷った末に、技巧的にこっちになったそうですが、その子は第二ヴァイオリ…

Szymanowski / Symphony No.3 "Song Of The Night" Op.27

Simon Rattle / City Of Birmingham Symphony Orchestra (1994) Elzbieta Szmytka (S) , Florence Quivar (MS) , Jon Garrison (T) , John Connell (B) シマノフスキはヴァイオリンなどの小曲(初期のロマン主義的なもの)などではたまに耳にするのに、大曲…

Yesterday Once More

昨日は、3時にid:heresy666さんたちと新宿で待ち合わせをしていましたが、その前に買い物のために日本橋へ。 高島屋の外観、特に冬のそれはやはり美しいと思った。建物自体がラッピングされたような意匠もあるけれど、それ以上に何十年もそのままの顔をして…

忘却の彼方

塾で、今年からの講師友達にDJやってるようには見えないと言われたが、そう言われれば自分でも忘れてた。たぶんいまのテンションでかけたら、ファンキーなのもロックなのも絶対にかけれない。技術的なものはもとから欠片も無いんで気にもなりませんが、選…

フィナンシェ

妹に、こないだ第九のチケットをくださった方へとお礼の洋菓子を渡してもらったところ、同じような感想を述べていらしたそうで、やはりバリトンは問題あったんですね。第九の要ですから。来年は人を変えて欲しいかもしれない。なお、北原さんの指揮は、やは…

Bizet / L' Arlesienne Suite No.1&2

André Cluytens / Paris Conservatoir Orchestra (1964) これも僕が好きなクリュイタンス&コンヴァト管(現パリ管)の演奏。管楽器が命のようなフランス作曲家の曲を聴くなら、これくらいオケのレベルが高くないときつい。どのソロパート聞いても完璧で、ク…

昨日はチケットをいただいたので、少し早めな気もしますが第九を聞きに文化会館へ。 バリトンの人が声量やばいんじゃないかと思ったんですが、あれはホールの音響の問題なのかもしれない。東京シティフィルは木管がたまにとちってましたが、全体的には良かっ…

一層奮励努力せよ?

昨日は大学院の説明会があったのですが、学習に際しての予備校本使用を厳禁されました。教授の先生からすれば当然嫌な存在でしょうし、どこのロースクールでもそうらしいですが、実体は半数以上の学生が使用しているそうですし、読みやすい、視覚的にも見や…

Poulenc / Sonata pour flute et piano

Mathieu Dufour (fl) , Eric Le Sage (p) (1998) 今夜はプーランク。想い返せば、1999年はプーランク生誕100年とかでやたらとCDが出た。これもその内の1枚室内楽曲の全集に収録。ル・サージュのピアノが中心で、彼の仲間やベテランも集結。 どの曲も繊細で…

BabyShambles / Down In Albion (2005)

たまにはロックも書かないと感覚が《古典風》に擬化する。ただ、これについてはどう書いていいのか分からなかった理由も強いんです。。 先行シングルは2枚とも最高だったし、何より何よりピート・ドハーティのバンドだし、物凄く待っていたといえばその通り…

Dutilleux / Tout un Lointain...pour Violoncelle et Orchestre

Jean-Guihen Queyras (vc), Hans Graf / National Bordeaux Aquitaine O (2002) 現役最長老作曲家デュティーユーのチェロ協奏曲。《遥かなる遠い国へ》の副題から、武満徹のヴァイオリン協奏曲(遠い呼び声のかなたへ)を連想しますが、このような抽象的な感…

年末の12月30日に新宿のクラブCODEでちょこっと回すかもしれません。 本当は相棒たちとのパーティーのほうが楽しいんですが。 とはいえ、あんなところでやるのには相当に抵抗がある。トラ○スばっかり流している印象しかないうえに、ギャルギャル男の集会場のよう…

あれ

むーん、昼間に確かに更新したはずなのに、帰ってきたら全部消えてる。 まあ、何を書いたかといえば、ヒューザーの重畳的債務引受の提案についてマスコミが一斉攻撃をかけているので、あの怪しい社長が悪徳だってことだけじゃあないでしょ、他の方法を取るに…

久しぶりの更新ですが。。

一連の構造計算書の偽造問題は凄いですね。重畳的債務引受まで出てくるとは思わなかった。とりあえずコメントを言えば、あれってマスコミで言うほどヒューザーの社長の自己中だけが原因じゃないですね。 まず債務引受っていうのは、ずばり相手の債務の肩代わ…

大学の恩師の一人が、講座を取っている学生全員にブログを作らせて討論なんかをさせようとしています。内容はともかく、とりあえずブログはできてるようです。 試みは面白い、というよりそういう時代になったのかとも思った。 まあ、そうやって自分の意見な…

カレラ

某国立大で博士過程にいる友人などに較べれば些細に過ぎないとはいえ、部屋にはかなりの数の本がある。どれも数年前には身近なものとして読まれたものなのに、最近はさっぱり疎遠だ。 でも、画集や詩集はたまに手にとって目を遊ばせる。後者は引き込まれると…

変貌

先週の土曜日は友人たちと飲み会。その内の一人が総武線沿線在住で翌日が早いからってことと、別の一人がそのまま大阪に出張(笑)ということで、久しぶりの秋葉原。 で、ホームから階段下りたら、どこの世界に迷い込んだかと思いましたよ。なんなんだろうと…

Saint-Saëns / Introduction Et Rondo Capriccioso Op.28

Arthur Grumiaux (v) , Manuel Rosenthal / Orchestre Des Concerts Lamoureux (1963) ヴァイオリンは典型的なヴィルトゥオーゾの演奏が好き。疾走する情熱というよりも、音に漂う色気がいい。演目もサン・サーンスの超有名かつ難曲だからこその、過剰に演じ…

悪文

http://www.asahi.com/national/update/1105/TKY200511050272.html 確かに生まれて最初に判例を読んだ時は、何がなんだか分かりませんでした。それから較べるとずいぶん慣れて、意味が分からないといったことはないですが、専門用語が飛び交ったり、何が問題…