Title

母さん、僕のあの帽子、どうしたでせうね? ええ、夏碓氷から霧積へ行くみちで、 渓谷へ落としたあの麦わら帽子ですよ。 母さん、あれは好きな帽子でしたよ。 僕はあのとき、ずいぶんくやしかつた、 だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから。 ――母さん、…

赫い髪の少女は 早足の男に 手をひかれ うそっぽく笑った 路上に 風が震え 彼女は「すずしい」と笑いながら夏だった透きとおって見えるのだ 狂った街かどきらきら・・・・ 気づいたら俺は夏だった風景 街の中へ きえてゆく Number Girl ゛透明少女゛

Wouldn't it be nice

素敵じゃないか 私たちがもっと年を取ったら そんなに長いこと待たなくたっていいんだよ 素敵じゃないか 一緒に生きていけたら 私たちがいるこの世界でさ The Beach Boys ゛Wouldn`t It Be Nice゛

彼女は・・・

彼女はそこへ行ってしまった 彼女はそこへ行ってしまった また・・・ 僕の頭のなかを通り過ぎて 駆けるようにそして僕は、 残されたこの気持ちをずっと持ってることなんてできないよ The La`s ゛There She Goes゛ なぜ貴女はそこにいないの?行く時間を間違…

昏睡状態のガールフレンド

昏睡状態のガールフレンド わかってる 重態なんだ彼女を「殺して」しまいそうになったことは何度もあったよ (でも、彼女に万一のことがあるなんて考えられない)いやだ、僕は彼女に会いたくないよ 彼女が助かると本気で思っているの? The Smiths ゛Girlfri…

Know Your Enemy

Manic Street Preachersの詞は、色々なことを教えてくれます。 リッチー(写真の人。ちなみに男です)が私たちの前からいなくなってしまってもう何年経つのでしょうか。 まだとても悲しいけれど、あなたを忘れない人が世界にまだたくさんいるってことが、私…

貧しいものには 丘への階段は険しいが 愛するものには 風車の羽は格好の隠れ家だ Cora Vaucaire ゛モンマルトルの丘゛ この見晴らしのよい丘の上の、愛するものと隠れ家から私は去り、ただ一人、あの街へと降りていく。

untitled

わたしの心にあったのはこういうことだ─アーティストの進む道、自由を再定義する道、宇宙の再創造、新しい声の出現。 そしてそういったことを─不器用ながらも─わたしはロックのスタイルを通して表現するに至った。わたしはただの捨て駒かもしれない。でもそ…

いつか

目をとじて 感じて いまにわかるよ、現実を知ったとき その時に、愛を育てたい ごまかせないさ、僕にはわかる 音に耳をかたむけて いつ死ぬかは わからないけれど 愛することを君が知る(僕の気持ちがわかるだろう) 無視しても 感じずにはいられない いまに…

沈黙の秋

何人も語ることなし 何事も語ることなし ただ、昨日という閉ざされた暗闇に ただ、今というほんの瞬間の閃光に ただ、明日という光待つ暗闇に、劇場に J.A.シーザー ゛何人も語ることなし゛ これには深い意味じゃなく、不快意味を込めました。マトリックスへ…

Her Daddy

ファックしすぎ、タバコ吸い過ぎ、酒を飲み過ぎで、 自分をユイスマンス、ホフマン、ランボーにエドガー・アラン・ポーだと思ってる Charlotte Gainsbourg “ Oh Daddy Oh ” 娘から見た父親像を、父親自ら作詞して娘に歌わせる。倒錯的世界。

あの人へ

"私は本当の姿でないあなたを受けとめ、あなたの本当の姿のままに置いていく" Charlotte Gainsbourg “ Pour ce que tu n`etais pas (あなたのために)”