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著者はドイツ近代史が専門のようですが、これは歴史観が世界観においてどのように機能してきたかを、ヨーロッパを題材に解説した入門書。とはいえ、この切り取り方は新鮮で、色々と心性を考えるうえでも分かりやすく好著だと思います。藤田省三を読んでる際に、この本に出合えたのは偶然ではないでしょうね。