煽りが下手なDJみたい

サイドバーに最近のアルバムの中で個人的に(かなり)好きなアルバムを並べてみたんですが、キラーズもフューチャーヘッズもそれほど売れてるという話を聞かない。きっと店頭でも雑誌でもそれほど触れられなかったせいなんでしょうが、それにしてもこの2枚を外してどうするのと思うくらい好きなんだけど、いかがなものか。ちなみに、スヌーザーでのレコ評を改めて見たら悪くは書かれていない。概ね好評である、、が、肝心のライターが影の支配者Kと新入りのT。これじゃ、売れないわけだね。納得してしまった。
しかも、どっちも見当違いのこと書いてるし、特にKはキラーズのことを「ヘタレ」とか「ダサイ」とか連発してて、内容はともかく印象としてはちっとも褒めているように感じない。しかも、これは楽曲ではなくルックスから来た印象で述べておられるようのです。
音に関しては、80年代ディスコ・ポップ、エレ・ポップの影響大だとか、パルプの後継者だとか、ディスコ演歌ポップとか、なんだか当たってるようで、実際は正気ですか?と小一時間あまり問いただしたくなることを連発。そもそも、ディスコ・パンクで80年代から影響受けてない人なんているわけないでしょ。そういえば、この人はレディオ4の新作を「ギターポップ」と書いていたり、その他にも挙げてたらキリがないくらいに勘違いっぷりを発揮しておられるんだけど、オーディナリー・ボーイズだけで満足してるようだと、読者としては現状をいまいち掴めません。
おそらく、この人はたいして教養も学識もないのに、歴史・政治的視点を入れようとするからこうなるんだと思う。実情は単に個人的感慨を述べてるだけ。俺でも出来るぞ、そんなの。まとめると、共感しろ、と読者に迫るタイプ。頼むから、その前に共感できる聞き方をしてください。
なんか、タナソウのヘルニアで滅茶苦茶に明確になってしまいました。完全にあの雑誌は彼一人でやってるんですね。他の方々はキャラで書いてるだけです。今までもタナソウに頼りすぎていたようです。早期完全復帰を望む。