They're just narcissists

リバ2nd収録の"Narcissit"。雑誌や壁のポスターのモデルとドリアン・グレイを歌うたった2分10秒のこの曲。
鏡の中にある私たちのライフ。一瞬で過ぎ去る。人生の美しさとは?あまりに自覚的なナルシスト、カールの歌。最高。これぞパンク。

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それにしても、こんなに深い音楽を簡単に作れるものなのか?
歌詞を読めば読むほど、バカみたいにカールとピーターの遣り取りが続く。

例えば、一曲目の"Can't Stand Me Now"
二人で「お前は俺に耐えられるのか?」とひたすら言い合う。

聞いてるだけで涙が出てくる。感情はこんなに生生しく、愛情はこんなに深いものなのか。

これって、「リバティーンズ」というバンドを巡る騒動への回答なのか、それともショーなのか。
これはやはり計算通りに作られたものであって、一発録りの作品なんかじゃない気がする。。


聞くたびにこのアルバムがどんどん好きになる。
これって、一目惚れが苦手な俺が恋に落ちるパターンそのものじゃないか。