The Yardbirds / Greatest Hits (1963-68)

julien2004-04-21


ヤードバーズは3大ギタリストが在籍したたことで有名なバンド。初期がクラプトン、彼の脱退後にジェフ・ベックが加わり、そこにジミー・ペイジ加わるという凄まじさ。ただ、完全にブリティッシュ・ビートのモッズバンドで、どういうとこから彼らが出てきたのを感じるためにも激必聴です。ちなみにクラプトンが脱退した理由は、ブルース志向の彼と、ポップさを求めたバンドが反発するという形ですし、凄いスピードで変化していた時代の過渡期を象徴してる感じがします。
実は最近、再結成したりしててビックリ。ただこれほどメンバーの流動が激しいバンドなので、写真見ても誰がいるのか顔が変わりすぎてよく分からないです。ボーカルのキース・レルフは76年に亡くなっていますし、クラプトンとペイジもいませんね、さすがに。

彼らは曲によってギタリストが違ってたりするんですが、それぞれ違う味を出していてよいです。どの曲もギターがガンガン前に出てきます。あとクラプトンが反発したように、メロディアスでポップな曲が多いので、モッズが苦手な人も聞きやすいんじゃないかと思います。ちょっと話は変わりますが、現在のクラプトンは滅茶苦茶ポップで、味のある歌声を聞かせるシンガーソングライターって感じがするんですが、それも時の流れなんでしょうか。
とにかくグループ名と比べると、音自体はそれほど聴かれてない気がするので、とても勿体ないです。グループロゴの格好良さもポイントですね。
ちなみにお借りしたCDは廃盤なのかジャケットが見つからないので、適当に代用しました。
ASIN:B000003494