Green Day / Dookie (1994)

The Strokesがデビューしようが、The White Stripesが素晴らしいアルバム作ろうが、アメリカで相変わらずにバカ売れしてるのはパンクばかり。正直言ってパンクが嫌になりそうな感じなのに、そのブームを作ったグリーンデイのこのアルバム聞けば、そういうモヤモヤは一発で吹っ飛んでしまう。売り上げは１０００万枚を軽く越え、グラミー３部門受賞までして、現在に至る空前のパンクブームを呼び込んだまさに歴史的名盤。
このアルバムには俗に言うパンクの最良の部分だけが詰まっていて、シンプルという意味がこんなに最高のレベルで結実してるのは奇蹟といってもいいくらい。メロディ、リズム、演奏、すべて完璧。
代表曲の「Basket Case」はパンク史上最高といってもいいくらいの超名曲。でもＰＶは精神病院をイメージしてたり、そこらのバブリーな馬鹿バンドとはワケが違うんですよね。
最近の作品も素晴らしいものばかり。パンクで「Minority」なんて歌を歌えるのは、世界広しといえどもこの人達とThe High-Lowsくらいでしょう。
Sam41もBlink182も悪くはないけど、結局はグリーンデイの猿真似になっちゃうんだよね。このアルバムあれば、他のはもう要らないかも。
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