リズム

昨日は、去年まで塾にいた先生が転勤ということでみんなで飲み会をしました。で、私は例によってむちゃくちゃで、10年後(今でも?)ならことばによるセクハラで被告ですね。
いや、単純に嬉しいんです。もちろん、その感情にはどこか寂しさや切なさがあることを忘れたりはしないけれど、やっぱりこうやって飲んだり騒いだりできる仲間がいることが。
一昨年はそこにいる人の誰とも知りあいでさえ無かったのに、今はそこにいる10数人が、みんな大切な仲間で、大切な人で、この先もずっと私はこの人達のことを想い出したり、久しぶりに逢って飲んだり話したりできることが、やはり嬉しいという言葉でしか言えない。
時の積み重ねは、流れていったりしないで、ちゃんと家に帰って来て一人で部屋に居る時でさえも、ちゃんとここにあるんですから。
目に見えるものだけが正しいわけじゃなく、目をつぶって想い出す瞬間に、すべての時はちゃんと甦る。
それを教えてくれたのは、言葉じゃなくやはり体温です。だから、あの人が少し離れた場所にいようとも、私はちゃんと鼓動を聴くんです。
愛しているとか好きとか、そういう言葉じゃない。本当に大切なものにことばをかけるには、私は十分に生きていない。たぶん、これからの全ての時間が、それを見つけるためにあるんだと信じられる。
やはり言葉が見つからない。
私はなんて幸せなんだろうとしか、今の自分には何も言えない。
ここにきてことばをどこか突き放せる。それは、きっと、ことばにとっても私にとっても、良いことなんだと思うよ。
客観性、なんて言葉はどうでもいい。そんなことは考えなくても、無意識に分かってる。何も言わないけれど、勉強の調子だって悪くない。それが私のリズム。ファンキーでソウルフルで、ロックンロールなリズム。