良い日

昨日の友人からのメール。
日比谷花壇に長期契約で就職できたということ。
あそこまで花を好きな友達はほかにいない。
彼が初めて家に遊びに来てくれた時に、私の母親のために作って来てくれたブーケは本当に綺麗だった。だから、私が誰かに花を送りたい時には、彼がそれを作ってくれる。ただの趣味でなく、彼の誇らしい仕事として。
それは、彼のこの数年間を知っている私には、涙が出るほどに嬉しいニュース。俯いて悲しい話をしなきゃならない彼はそこにはいない。
彼の生活にまた花が戻ってきた。


仕事の後に久しぶりに逢った友人。
大阪から帰ってきて、小さな犬の香炉を呉れた。戌年だから、私が犬を好きだから。彼も好きだから。そして、こういうのを探している時に、喜んで呉れる顔を想像しながら探すのって楽しいね、僕にはそういう友達がいて良かった、と言う。
もうね、それはこっちが言う言葉だよ。
彼に対して何を言うの、って、ここに今いてくれてるだけで十分じゃないのさ。


家に帰ってから電話。
一つづつ不安は消えていくから。消していって、残るのは、毎日のように増える夢ばかりになって。


なんて、良い日なんだろう。言ってくれた通りに、きっと明日も良い日だね。