そろそろ、もういいやとかいい加減に思う

断つといえ、いかばかりか罪の意識あれ。
あればこそ浮かぶ瀬やあらんと詠うも、残さるる者共ひとえに重なりあい、ふたえに結ばるる様こそ美しく、その静かなる気色に言葉なく、橘の残り香に想いをはせる様、ただあわれにぞ思わるるのみ。
闇に耳すませば響ける卯月の雨は、隠れ、密かに面影を運ぶばかりなり。なれど、ふれればただ冷たく、たちまちに闇に消えゆくもの。
今は亡き想い人たちの花、今静かに散れり。音も無く夢に紛れり。
残り香の在処訊ねれど、言葉、雨音に紛れ、また消ゆる。


もういい加減、いいかなぁと思うのですが、なかなか巧くいかない。跡形もなく消せないのなら、塗りつぶすしかないのかなぁ。疲れた。