またまたトラブル

近日中に開催される国際S教学S教史会議に、お世話になっていた教授の依頼を受けて、ヘルプとして参加する予定でしたが、国立T京大学S教学博士過程に在籍している男の連絡準備等があまりに稚拙かつ遅滞しているので、これに対する説明を求めるメールを送ったのが先日。
それに対する反応は、私を手伝いから取り下げるということでした。
しかも、こちらの質問には答えず、にもかかわらず申し訳ない、こちらのミスですと謝りながら、「お詫びとして」取り下げさせていただくという、素晴らしく非論理的な文章でして、怒り心頭に達するというか、憤慨のあまり血涙を流すとか、そういう大袈裟な状況にはなりませんでしたが、抗議かつ謝罪を求めるメールを送りつける程度にはブチ切れました。


というのは、これ、完全に契約違反だからですね。
取り下げるなどと聞こえはいいが、これ単なる契約解除でして、一方的にそんなことを出来る権限があるわけないです。バイトというのも、立派な雇用契約ですからね。なお、雇用契約は諾成契約なので、契約書などは法的に不要です。意思表示の一致があるので、完全に成立しています。
なお、これに関して相手に自由があるとしても、それは選任の段階の話であって、成立した以上は、合理的理由なくしての契約解除はできません。こんなの一般常識で考えればいいことで、法律知識がないとかそんな次元の話じゃないです。当たり前ですが。


具体的に言えば、民法415条に基づいて損害賠償請求できます。ここで補足的に言えば、解除はそもそも無効なのでこれには関係なく、彼の一連の行為が付随義務違反であり、不完全履行として債務不履行になるということです。で、損賠請求は、不履行に基づくものです。
詳しくは書きませんが、相手方の故意・過失(ありがたくも(=不注意ながらも)メールで認めてくれましたから)、当方の被害を含めて、要件を全て満たすので、パーフェクトにできます。
ただ、目的は相手方に賠償させることではなくて、先生・大学(大会長はウチの教授)に対して、自分の行為が信頼を裏切ったり、名に泥を塗るような不当なものでは断じてないことを証明するため、相手方の不当な振る舞いを客観的に形式的に明確にする必要があるからです。
一連の経緯を巡るやり取りは、メールに完全に残されているので(これを偽造だと相手が証明するのは無理でしょう)、客観的にも明らかにできます。
まあ、相手の対応によっては、教授を通じた私的な警告もできますし、これによっても目的達成できるので問題はないです。
送ったメールには、契約成立から、それに関する細かな事情、私の行動の当否など、こと細かに書いて送ってやったので、反論できるならやってみろと言ったところで。
というか、なぜ、私がこんな目に逢わねばならないのだらう。


とりあえず、こんな男に準備をさせるT京大学にいちばん呆れました。内閣総理大臣まで祝辞(代読ですが)を述べるレベルの会議ですよ。一般常識で考えても、こういう相手の意思を無視した好き勝手が許されるわけがありませんから。まあ、そういう感覚の欠如した男なんでしょう。
大会のテーマも「相克と平和」ですから、笑ってしまう。陰で支える男が争いをこうやって生み出してるんですから。まあ、この男はS教から何を学んでいるのか疑問ですが、おそらく先日私が日記で書いたままのような人なんだろうなぁ。彼のために合掌でもしよう。ただし、謝罪を嫌でもしていただく。