闘争は終わらない & F先生のこと

昨日の続きです。
いや、凄いです、この人。まったく反省しない。というか、先のメールで申し訳ない、などと表面上で書いてたくせに、今回はひたすら反論してきました。そのテーマは「俺は間違っていないぜ、イェー」。
当然のように、昨日に続き、抗議文を送りました。


いや、私が書いたことには一切反論しない(というか、できないんでしょうが)んですが、法的な責任については私は知らない、無関係だ、事務局の責任だとか愚かにも責任逃れをするので、これは軽く潰してあげました。当たり前で、例えば、社員が勝手に会社の名のもとに不正行為をやっても、それが全部会社の責任になるわけないじゃないですか。当然、個人に対して請求できます。


まあ、いちばん傑作なのは、私を一方的に解除した理由でして、私が、端緒となった説明を求めるメールで「納得しかねる部分がある」と書いたのを、「このような仕事はしたくない」と解釈したんだそうです(笑)
そして、この解釈に基づく解除の正当性を今でも確信しております、と(大笑)
私が即座に反応したんだから、事実は逆なわけですよ。今更、自分の解釈の正当性を主張して何をしようというのだろう。まあ、それもこんな説得力の欠片も無い論理で、言ってて恥ずかしくないのか。
恐ろしいほどの凄い確信、、というか、この人の感覚はどうなってるんだろう。


友人Mは「あなたはバカだからしょうがないですね」という趣旨で書いてやれと言ってました。まあ、その通りなんですが、免疫のせいか、昨日ほどにはブチ切れなかったので、S教の寛容性に満ちた文章を、彼の論理を論駁した後で書いて差し上げました。老子が言うように、水のごとくあれ、ということです。押しながらも、柔軟に引く、ということ。戦法ですが。


さらに、彼は文中で明白に嘘をついています。
これは、私が、今回の一方的な解除には、「手伝いの人数を減らしたい」という別の目的があるのではないかと書いたことに対し、「そんな意図はないし、ありようもない」と言ってきたことなのですが、私は教授から、当初彼らが求めた手伝いの人数の目測が狂い、これを巡って大きな問題があったことを、今日教えていただきました。私の予想通りだったわけです。
先生が言われるには、本来ならば「謝れ」と抗議するところだが、時間的に逼迫している彼らの現在の状況を考えれば、そこまでも言えず、「手伝いの人にはくれぐれも失礼のないように」と警告したに留めたということなのです。
つまり、彼は嘘をついている上に、実は教授との約束をも裏切っているわけでして、私には、いざとなった時に切れるカードがいくらでもあるということです。
この先生は、若いにも関わらず、T大修士終了後、たった3年でPh.Dを取ったという凄い人でして、素晴らしい明晰さと論理的な思考力、細かな事象に至るまでの膨大な知識、さらにユーモアまでも兼ね備えた方。何よりも講義が素晴らしい。私も個人的に尊敬し、敬愛している方です。というか、大好き。なお、女性です。



この先生との忘れられない記憶は、個人的には結構痛い話でもあるのですが、私が先生の講義を初めて受講していた際のことで、ある回に出なかったにも関わらず、私は間違えてシラバスにその回の講義を聴いたように書いてしまったんですね。
そうしたら、返還されたシラバスに、先生の字で「この回は、Hさんの書いた批評を読み上げたのに、出ていませんでしたね」とかあって、かなり焦りました(笑)
あと、自分のレポートにA4で1枚にも及ぶコメントを書いてくださって、その読み込みの凄さと突っ込みの鋭さ、激しさに驚きました。ここまで、自分の書いたものを読解してくださったことに、嬉しくなって、なんだかんだでその後もお世話になりました。

あ、あと面白かったのは、学部自由に開放されている講義を受講したら、先生が私のほうを見て不思議な顔をするんですね。で、講義開始後、先生が質問をするので周りを見ると誰も手を挙げていない。はーい、と手を挙げたら、なぜか私のことは無視して、後の手を挙げていない人を当てるんです(笑) あれ、と思ったら、先生から講義終了後に「Hさん、これオープン科目じゃないよ。新入生対象だから、Hさんには当てられない」と。「え、概要ではそうなってますが」と言うと、ミスで急遽変わったとのこと。にしても、こうした妙に冷静で率直な行動がいかにも先生らしくて私は好きなので、そのまま単位無しで受けてました。
あ、関係ないんですけど。もし結婚なさっていなかったら、実際のところかなり真剣になっていたりするかも。となると、これ敬愛してるのか、なんなのかよく分からないですね(/ω\)



話を戻せば、今後も学会で出世することは間違いないだろうと言われている人ですから、彼が、今後どのような方面に進むかはともかく、すでにこの事実を先生に知られている以上、大変でしょうね。脅迫する気など全くありませんが、今後の彼の対応が招く不可抗力で、先生が何もかもご存知だということを知るでしょう。結果、彼が精神的にも計り知れないダメージを受けることが容易に想像つきます。まあ、自招危難としか言いようがないですけれど。逆恨みはやめて、お願い。



ところで先生は、今度の件について、私ごときに何度も謝罪をなさっていて、そのことで先生に予想外のご迷惑をおかけしていることが申し訳です。

うーん、なんか、自分の性格がますます悪くなっているようで不快。