2004 New Commer

この時期にデビウされても困るんですが、個人的な今年の新人ベストでもとりあえず決めようかなと思います。
実感としては、祭りに似た気分だったリヴァイバルもそろそろ落ち着いて、結構多様化したなぁと思います。
何度も書いてますが、日本でロックンロ−ル・リヴァイバルとされているものは、海外ではガレージ・ロック・リヴァか、ニューウェイヴ・ポストパンク・リヴァとされているわけで、全体的なムーブメントというよりは、やっぱりジャンル的に限られた範囲内で盛り上がってるわけです。
ただ、そういうカテゴリは抜きにしても、相当な数のバンドがデビウを続けているわけで、それが今年になって多様化が割とはっきりと出てきた印象はありますね。
とりあえず、あくまで自分が聞きえた範囲内なので貧弱なんですが、今年の新人と判断したのは以下のメンツ。
なお、ベテランのバンド結成(ヴェルヴェット・リヴォルバーとか)とバンドマンのソロデビウは、混乱するので抜きます。数年前のイチローにメジャー新人賞みたいなもんだし。
あとは、シングルのみならず、シングルは去年ながら今年に1stアルバム出したのも加えてしまおうということで。


22-20'S , BLOC PARTY , THE BLUE SKINS , THE DEAD 60'S , DOGS DIE IN HOT CARS , FRANZ FERDINAND

THE FUTUREHEADS , HOPE OF THE STATES , JOHNNY BOY , KASABIAN , KEANE , THE KILLERS , MY RED CELL

THE ORDINARY BOYS , RAZORLIGHT , THE SECRET MACHINES , SONS & DAUGHTERS , SOUL WAX , THE STILLS

SURFEROSA , THE VEILS , THE VON BONDIES , THE ZOOTONES


うわ、偏ってる。別に音楽全般網羅で聞いてるわけでもなんでもないのですが、偏りながらも、それでも結構多い。
この中でThe Dead 60's , JOHNNY BOYは来年出るだろうなアルバムが楽しみな場合なので置いておくとして、存在感では、やはりフランツ、オーディナリー、カサビアンといったあたりで。音楽誌が誰を一番に持ってくるかは知りませんけど、この3組の中からなんじゃないかな。しかし印象は、結構ばらばら。ただ、踊れる、って点では共通するバンドが多いですね。ただ、昨年、一昨年に比べるとインパクトに欠けるのは否めない。音楽って、曲の良さ以外の部分もかなり大きいってことを実感します。要するに、ストロークスリバティーンズのようなスターがいない、ってことです。いちばん近いようなフランツなんてオッサンだし。まあ実は好きなバンドばかりで、今年も大変楽しかったのですが。


個人的には、やはりオーディナリーが1位。後は、レイザーライト、キラーズ、フューチャーヘッズ、フランツ、ヴォン・ボン、ブロック・パーティカサビアン辺りはよく聞きました。ただ、多すぎて誰が生き残り、誰が飛び出すかは不明。消えていくバンドも多いんでしょう。ちなみに、メロディに関してはキーンが断トツで1位ですね。彼らは何気に売れ続けそうな予感がします。













来年は、どうなんでしょう。ベイビーシャンブルズ(リバのピーターのバンド)とか?(;・∀・)