活字離れ
妙な息苦しさの原因を考えていて、本を読むことからあまりに遠ざかっている事実に気付いて唖然とした。
小学生の頃から考えても、これほど本を読まずに過ごしているのは初めてかもしれない。
そんなこともあって、昨日は久しぶりに『源氏物語』へと手を伸ばしたのです。
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それにしても、この時点で『源氏』に触れたのは何かの必然なのかもしれない。
読みながら思うことが多すぎます。
今のこの時に考えて見なければいけないことが多いんでしょうね、きっと。
とりあえず「ただいま」と一言だけ。
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同時並行でホームズものを読んでいます。まあ、未だにこれ以上に面白いミステリーって存在するのでしょうか。
私はミステリーも好きなのですが、現代ものにはそれほど関心が無くて、昔のものばかり読んでいます。
北村薫や宮部みゆき、京極夏彦は読みますが、他はほとんど読んでいません。
それよりも、日本なら江戸川乱歩、横溝正史、夢野久作、山田風太郎あたり。
海外では、本格はドイル、チェスタトン、ディクスン・カー、エラリー・クイーンにウィリアム・アイリッシュあたりが大好きで、あとはハードボイルドのチャンドラー、ハメット、ロス・マクとか。
割りと新しいものでも、せいぜいアイラ・レヴィン、ピーター・ラヴゼイ、アーロン・エルキンス、ジェームズ・エルロイくらいでしょうか。
恐くて現代物にまで手を出す勇気がありません。名作が多すぎる、とは言われても、本当に夢中になるのはごく僅かですね。その程度で愛しているということで、ごく薄い愛情ではあるのですが。