もういい加減に。。

隣に住んでいる人に対してはあきれ返ってしまって、ますます何も言えない状況になっています。
長くなるので書きませんが、最近、工事を開始すると一方的に宣言し、「登記があるのだから権利行使できる」などと言っています。

ここまで不勉強な人間と話すのはバカバカしいんですが、登記とは現状の権利関係を示す「公示」にすぎません。
また、二重譲渡などにおいて、他の条文で解決できない問題が起きた際に初めて、どちらに権利があるかを明らかにするための対抗要件になるものなのです。
あの人がさらに分かっていないのは、登記は、むしろこちらが権利侵害を防ぐための根拠になるものであって、登記に従うならば現状の勝手な変更は逆に許されないということになります。登記内容と現状に不一致があると思うのならば、それは証明しなければなりません。
にもかかわらず、立証責任を否定する根拠に「登記」を持ち出してくるとはこれ如何。