「亡夫の子供」認知 凍結精子児訴訟

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040716-00000025-san-soci
これは今後にものすごく大きな影響力を持つ判決ですね。男性の死後かつ嫡出推定期間外で、嫡出子だと認められたのは初めてでしょう。
医療技術の発達で、推定も単純に数字で判断しなくても出来るようになっているのだから、合理的な結論と言えばそうですね。
こうなると、違憲の疑いの強い女性の再婚禁止期間規定も、遅かれ早かれ無くなりそうです。
ただ、この件の場合はまったく問題が無いとしても、将来的には様々な問題が出てくることを予感させます。
精子バンクやビジネスが海外では現実に行われているなか、それがもし日本でも解禁されたら、人口受精後に出産、その後、女性が子供の嫡出認定を求めた場合には大騒ぎになりそうですね。俳優がたくさん精子を売って、認定のおかげで子供200人とか。ちなみに、そうしないとその子たちが不当に差別されることになりかねません。
うーん、果たして技術の進歩に法制度は付いていけるのでしょうか。