哀愁のトロイメライ

julien2004-07-14

最近忙しいのと疲れてるので、ダラダラと書いてきた[Music]カテゴリーを使ってませんね。俺はどうしても感傷的な面から離れられないので、熱いものや泣けるものに弱いんですが、聞き込み方にも弱いです。んー、なんだろ。でも、そもそもベースはクラシックなんですよね。バッハの構築美やモーツァルトの天上から降りてくるようなメロディとハーモニー、シューベルトの甘美な毒も、シューマンのひねたロマンティズムも大好きだし、ショパンの柔で繊細な美しさ、ブラームスの少しトラウマじみた円熟味にも、虜になって離れられない。マーラーパラノイアな精神世界に驚き、ブルックナーの不思議な感覚に眩暈をおよぼし、そして時代の中で失われてゆくロマンティズムとダンディズムのラフマニノフ
クラシックはロックに負けないくら良い映画も多いですね。『アマデウス』は最高のエンターテイメントだし、『哀愁のトロイメライ』のナスターシャ・キンスキーの美しさはシューマンの音楽にとても似合う。シューベルトの伝記映画も切なくて忘れられない。私的ベストムービーの『ベニスに死す』はマーラーが見たら感激して泣くかもしれません。
そういえば高生の頃は、数ヶ月間隔で、クラシックとロックと、日々のなかで浸る音楽が変わっていました。で、どっちかと言えばクラシックがメインでしたね。CDも2,300枚はあるんだろうな。ゲオルグショルティ指揮、ワグナーの『リング』全曲まであったりする(15枚組)。。。
それが最近ではあまりクラシックを聞く機会が減ってしまったように思うんです。その理由はよく分かりません。今でも好きだし。コンサートも諏訪内さん以外は行ってないな。授業サボって、ラフマニノフのピアコン2番を口ずさんでた頃が不思議に懐かしい。
しばらく今日聞いたクラシックって感じで書いてみます。