This Is the Last Time

Keaneの曲名から
最後の時って、その時に分かるものなのでしょうか。僕の場合は、後になってから、終わってしまってから最後の時を感じることばかりです。
いつも最後は突然やってきて、客観的に眺めることはできそうにありません。
さようなら、って言葉をその瞬間まで取っておくこと。そして、その言葉をいつまでも抱えてるわけにはいかないような場面。
最後の瞬間ってそういうことでしょうか。さようならを抱えた時間のことなのでしょうか。
でも、胸に残ってしまった「さようなら」はいつか言わなきゃいけないのでしょうね。
その言葉が胸に残っている状態は「これが最後だ」っていう瞬間を永遠に持続させているだけなのかもしれません。
でも、それでいいのかもしれない。
僕はたくさんのものを色んな人から、詩から、色んな音楽から貰った。
僕を幸せな気持ちにしてくれる花は、気付けば枯れてしまってる。でも、どうして「さようなら」なんて言わなきゃいけない?
もっともっと僕を満たしてよ。僕に色んなものをくれよ。僕は絶対に忘れない。大切なものを忘れたくないから、こんなふうに生きてきたんだ。
これからもずっと僕は忘れない。「さようなら」なんて絶対に言わない。
悲しい時こそ、僕は想像するよ。あの人もみんな、あれからたくさん笑ったんだ。僕も同じくらい幸せだったよ。
だからこそ、「これが最後」は、いつまでも続け。これからもずっと。