歌の翼にのせて

ある友達と久しぶりに遊びました。都合がなかなか合わなかったせいでもあるけれど、『戦場のピアニスト』を見て以来だから、1年ぶりになるのかな。
そんな彼はピアノを弾くのがとても上手で、ウチにある可哀想なピアノの唯一のお相手です。
毎日ロックばかり紹介している私ですけど、実はかなりクラシックが好きなので、彼はそういう私の隠している趣味を共有してくれる
数少ない友達でもあるのです。

普段はジョージ・ウィンストンのようなニューエイジ系も弾く彼ですが、今日は持ってきていたのはクラシックのスコアのみ。ベートーベンからリストまで、色々と聞かせてくれました。妹の希望で、バッハの『主よ、人の望みの喜びよ』のマイラ・ヘス版とヴィルヘルム・ケンプ版の違いも弾きながら教えてくれました。

花屋でバイトしてたりしたので、今日も私の母親のためにブーケを作ってきてくれたり、とにかく感性が私などとは違って、本当に素敵な友達です。どこか女性的なのかもしれない。ヒゲ生やしてワイルドになってましたが(笑)
そもそもはネットで知り合った人なのですが、人の出会いって分からないです。扉はいつも開かれていなければ、と思います。