分析大流行のワケ

昨日の続きです。
分析の有効性ってなんだろうって考えると、それによって混乱したものが明確になってくるってことと、それによって、事態を改善するための方法が見えてくるってことに行き着くんじゃないかと思います。
ただ、昨日のくり返しにはなってしまうけれど、目的がなければ、改善の方向も見えてこないんじゃないかと、やっぱり思ってしまう。
方法は見えてこないのに、それなのにこれだけ分析が流行るというのは、これは単に、明確にすることで安心したいだけなんじゃないかと思う。混乱した状態っていうのが、耐え難いほどの不安をもたらすから、或る程度の答えを出しておくことで、そういった精神的不安を軽減させるってことはあると思うんですよ。
分析の大流行っていうのは、やっぱり一種の「癒し」ですね。