マロニエの木なんてどこにもない

julien2003-12-26

バイト先のあの場所の、関係者は誰も見てやしないから、ここに書いてしまおう。さうすれば、少しはせいせいとしようものだわ。
あら?前にもこんなの書いたやうにおもへるのは気のせいかしら


とにかく、去年も同じこと思ったけれど、信じられないくらい社会勉強になる場所だわ。
人間関係における諸問題が、様々に現れているという恐ろしいところ。
自惚れ、傲慢、無知、恨み。恐れ、妬みに僻み、そして無関心。
さうゆう負の感情が、そこではありとあらゆる人間関係に垣間見え、表面的な和やかさの裏側に潜んでいるのです。。。まるで魔窟のやう。
そして、それらを覗きこんでしまった私は、嘔吐したくなるほど気持ちが悪いのです。そして、ほぼ軟禁状態になった友人にとっては、嘔吐が単なる比喩ではすまなくなるでせう。
え、実存?ふふ、おめでたいあなたの名前は、サルトリアンっていうのよ。


え、私?そう、さっさと帰宅している私は、要するに器用なだけね。
それに、いつまでも哀れな禿の中年男に付き合ってるほど暇じゃないの、私は。


いいえ、いい人も勿論いますわ。でも、あそこは空気が澱みすぎて、人から輝きを奪ってしまうように思えてならないのです。