あさきゆめみし

julien2003-10-19

星は雲の間から、一瞬だけ見ることができた。
あの声が猟奇的な彼女を連れ戻すんだわ。
でも、こんな日に黒い雲。嵐の前触れなんだろうか?時に嵐は、後に束ねた髪や魔女のように突き出たアゴ先から生まれたりするから。


雲は流れるようにフォレットからラフォーレへ。前にギャップがあるのが黒い笑いを誘う。


星が消えると、あとには美しい悪魔が一人現れた。でも、彼女もやがて手を引かれて消えて行く。地下の世界にも光はあるのかしら?

気付けば、もう雲一つない青空。嵐は銀座方面で起きる予感。

それにしても、ここを歩けばあちらこちらで悪魔が笑ってる。でも、そんな醜い悪魔に惑うほど、私は飢えていないわ。勿論どこかは乾いてるけれど。
憂ゐの奥山を越えて、昼過ぎのギムレットを喧騒から離れた処で。でも、酔ひもせず。ん。


あそこの橋の上には騒音と騒女。
あ、足下が似てるくらいで、一緒に見られるのは迷惑。


夕方になって、神の住まう場所から離れ、谷底のほうへ向かう。
途中の茶屋ではお菓子、そして黒いお茶。
隣の黒い旅人は、鏡を見て笑う。それを見て友人もワラう。

黒いもの。濁ることのない黒。
それは時にカリスマを生んだりするけれど、いつだって色彩を殺してしまう。モノクローム越しに眺めるこの街は、いつもと違って寂しげだった。

大艦巨砲主義の復活

ド級戦艦・大和、武蔵を擁した連合艦隊ですが、米軍の誇る機動部隊によって壊滅しました。今から60年近く前のお話です。
しかし、本当は圧倒的な火力の前には、戦略も団結心も無力なのかもしれません。
あの連合艦隊が平成の御代に復活したのです。

不思議なのは、彼らがこの決戦に至るまで、苦戦の連続であったという事実です。
おそらく一貫した戦略が無いことが、この火力を持ちながら太平洋上にて苦戦を強いられた原因なのでしょう。
しかし、今は短期決戦の場。そうである以上、小細工は通用しません。すでに先制攻撃を受け、パールハーバーは壊滅しました。
敵は、本土に向けて進軍しつつあります。
幸いなるは、司令長官が山本五十六のクローンでないことくらいでしょうか。

大統領閣下、本土決戦のプランをご提示下さい・・・

120分間の苦悩

こないだ行われた究極衝突がようやく放映されますた。2時間スペシャル!で、さっそく見てみますたのさ。だぎゃ・・・(´ヘ`;)ハァ

・真・猪木軍vs新日軍
藤田はフランケンシュタイナーだけ。サップの攻撃は強いけど単調で退屈。中邑は動きいいけど、まだまだ未知数。特によかったのは鈴木みのるですか。高山はいつも通り。中西は悪い意味でいつも通り。坂口は一番存在感あったかも。でも、すぐにやられたました。棚橋は相変わらずのヘタクソ。天山は酷いやられ役。でも、最低は永田。動いている存在感が全然無し。いつのまにか一人になって、気付いたら失神って感じ。
なんなんですか、この試合は。


・蝶野vsホーガン
蝶野入場時に君が代が流れましたが、小橋にこてんぱんにやられといてMr.日本もないもんだ。で、試合は信じられないくらいの八百長。小橋のハーフネルソンを10発耐えた男が、アックスボンバーで落ちるわきゃない。ファンを舐めないで欲しいですね。
ホーガンはアメプロに漬かり過ぎて、試合が下手になってます。
最後は親切にもアメプロらしさ全開のオマケまで付いてて、これでホーガンと蝶野の共闘ってシナリオなんですか?つーか、
いい加減にしとけや。


ジョシュ・バーネットvs高橋義生パンクラス
ぶっちゃけ、これがいちばんよかったです。
試合もなかなかなんですが、バーネットのベルトを大切にする気持ちがいいんですよ。
「このベルトには魂があるんだ。挑戦者と闘う度に、彼の魂がベルトに入る。そうやって、どんどんベルトも進化するんだ。」
普通に泣けます。


・ヒカルドンvs高坂剛
猪木お気に入りの巨大怪獣ヒカルドン。
となると、高坂はさしずめウルトラマン
試合内容に関しては、猪木氏に彼のどこを気に入ったのか聞きたいですね。
ウルトラマンは必ず苦戦するはずなんですが。


・村上vs柴田
意味分かりません。感想も無いし、解説する気にもなれません。
魔界のみなさん、さようなら。