過去と未来の間に

julien2004-12-07

昨日のこと。
担当教授に卒論見せたら、思ってた通りのこと言われましたね。
「これ読んでると、なんとなく分かった気になるんだけど、例えば「近代と現代の狭間にあって、自己の内面へと向けられた視線が、やがて失われゆくものへの視線へと移り変わってゆく様を眺めることができる。そして、そこに通奏低音のように流れる旋律は、過去から現代にまで及ぶ普遍的な主題を奏でている」とかさ、でも、近代と現代の狭間なんてあるのか?まあ、お前が文学的な表現好きなのはいいけど、書いてあることの意味が分からん。読む人に分かってもらおうと論理的に説明する気はあるのか?」
仰る通りで御座います。私もそんな狭間は知りません。ウソを書いてる気はないのですが、わざと必要な部分の説明を削ってます。論文よりも、詩が好きなんです。
「書いてしまったものは仕方ない。これでいいよ。」
とりあえず、これで終わった。色んな意味でね。