阿呆人

「今日、ママンに叩き起こされた。もしかすると、6時前かもしれないが、私にはわからない。」

昨日、喫茶店にチャリで行ったことをすっかり忘れていた。目をこすりながら一人朝方の街を歩いていく。
盗難が怖いのだ。真っ赤で血のような自転車。煙草をふかして存在を確認。
帰宅後、再び寝る。
起きたら昼過ぎだった。それは昨日ではなく今日のことだ、私にはわかる。生活リズム滅茶苦茶。