(n‘∀‘)η沖田ワァ

昨日の新撰組。中盤への序章と言ったところでしょうか。新見錦の死に様は凄かった。ああいう地味ながら存在感抜群の俳優さんは好きです。対称的に信念に曇りなしの土方、その後の山南を予感させる演出なんかは怖い。
史実では新見の死には謎が多すぎるし、局中法度が出来るのはもう少し後なので、この辺りは三谷の創作なわけですが、なかなか巧いですね。
にしても既に殿内義雄、佐伯又三郎が殺されていて、これで三人目。この年中に芹沢派は壊滅しますからね。芹沢、平山は勿論、野口さえもうすぐしょうし。。野口健司に関しては、芹沢派のなかでは近藤寄りな感じに描かれてますしね。どんな演出になるんだろう。土方が消すのでしょうが・・暗い話ですよね。人間って悲しいほど滑稽です。
ただ、とにかく各キャラがここまで立っている(但し主役に関してはこの限りでない)ことは絶賛に値すると思う。三谷の脚本含めて、演出が本当に素晴らしい。俳優陣のバランスの良さも、ここ数年の大河ドラマのなかでも際立ってます。視聴率が付いてこないことなんか気にするな、NHK。分かる奴は分かってるぞ。