No Woman No Cry

Bob Marley & the Wailersの曲名から
ムシムシしてるのでレゲエを聞いてました。
「泣かない女性なんていない」・・男もそうだと思う・・けど、そんなことはどうでもいいです。
なんだろう、僕は陰がある女性が好きなんですよね。ある友人のように病的な子って意味じゃない。病的な人が好きなのは、自分が色々と力になってあげられるからだと彼は言う。でも、そんなのは病的でなくても可能だから、気持ちの問題にすぎないと思う。感情移入しやすいってことでしょう。
僕が言うのは、どこか自分には見えない部分、悲しみでなくてもいいけれど、そんな部分をどこか感じさせるような、っていうこと。
傍目から見て健康的で明朗快活な人に悲しみや見えない部分が無いなんて言うつもりはありません。ここで言いたいのは、それがどこか表面に現れているっていうことです。
陰がある人は、見ているだけで吸い込まれそうになります。今見えているのとは別の、そんな姿を自然に思わせてくれるような人。
泣かない女性なんていない、っていう当然のことを、自然に気づかせてくれる人。
でも、そんな人はあまりいないように思います。「癒し系」なんて言葉がアイドルやタレントにまで求められる時代に、そんな姿は無用なものなのかもしれません。
でも、艶とは、秘められてこそより美しく、より感情に染み入るものなのだと私は思う。世阿弥風姿花伝に言う「秘すれば花」とは、そんな趣旨なのではないかと思う。