ここ数日間に購入したもの。

Book@古本屋

ロスマクは250円だったので。左内は珍しいから買っちゃいました。訳文も付いてますが、この程度の古文なら要らない気もします。司馬遼もいいですけど、生の声が聞こえるような著書には勝てませんね。
当時は、朱子学由来の水戸学が中心の社会でしたから(単純に言えばナショナリズム)、曲がった見方をすれば、右寄りなものとして片付けられてしまうのですけど、

学とはならふと申す事にて、総てよき人すぐれたる人の善き行ひ善き事業を迹付けして習ひ参るをいふ。

然るを後世に至り字義を誤り、詩文や読書を学と心得候は笑かしき事どもなり。

などには、考え込んでしまうものがあります。というか、耳に痛いです。。

大河ドラマの影響か、微妙に幕末がまたブームになってますけど、あの時代は精神的に澄んだ人や、純粋な人が多い時代ですね。勿論、そういったものは狂気とも紙一重で、そういったカオス的な状況だったからこそ、一癖も二癖もある連中が雲霞のごとく溢れでてきたのかもしれませんけど。
とりあえず、個人的には惹かれる人物は多すぎて切りがないです。長岡の河合継之助とか凄く好きなんですけどね。半端な理解じゃ、まるで掴めないところに、私なんかは単純に深さを感じてしまうのですが。


CD@Recofan


New Waveの定番とされてるので買ってみたんですが、なんだろう、これ。
まずジャケットが凄まじい。アマゾネスって言葉でイメージする姿そのまんまで、女の子3人が写ってます。これがメンバーなんですが、この時はまだ14歳だとか。危険すぎです。やってることが。
これで内容が分かりやすいガーリーポップかパンクなら、微笑ましくて分かるんですが、リズムはレゲエ。あとはスカっぽかったり、3人で叫んだり、歌ったり、New Waveとしか言いようがない。無茶苦茶な時代だったんだなぁ。「ダメなの?」って、いやいや、これは相当に格好いい。
エラスティカは、かつてNew Waveからの影響大なんて言われてまして、よく言われるのはWireからの影響なんですけど、明らかにSlitsからのも大きいはず。音は違うけど、かなり近い感じがします。


CD@WAVE

  • P.P. Arnold / The First Lady Of Immediate

彼女は60年代のモッズにとってアイドル的存在だったようで、プロデュースは、ミック・ジャガーやSmall Favesのスティーヴ・マリオットがしてます。基本的にはソウルですけど、かなりロック色が強いです。うるさいって意味じゃないですが。
声、楽曲ともに素晴らしい完成度のアルバム。R&Bの解釈から始まったロックですけど、たった10年でこういう素晴らしい人が出てくるごった煮のような時代っていうのも、本当にクール!
あ、この方は今でも現役だそうです。それまたクールで。