最近(に始まったことかどうかも微妙だが)、どうも当たり前のことばかり書いてる気がする。
言葉は好きで、小説、詩集から、哲学書、専門書まで色んな本も読んだ。でも、それがなんでどんどん出てこないのかとふと思う。
ちょっと考えればいくらでもあるものが、なぜか言葉になってこない。
レトリックの力に希望を持っていたけど、そうじゃない言説に触れすぎているのではないかしら。

レポートでは偉そうなことをたくさん書いたが、実際にダメになってるのは自分自身かも知れない。言葉や知性に対する不信感で一杯になってる気がする。

その気になればいくらでも動くアタマはあるのに、それを使う気になれないのは、なぜだろう。
なんかギャップがありすぎるんだよね。意識していることと、無意識に感じていることとが。
オタクの人みたいに世界の一部だけを見ていればいいんだろうけど、変に器用なせいか、そういうわけにもいかない。まあ、ファナティックに生きていける人は、本当に凄いと思います。

そういえば、最近は全然夢を見ない。無意識で見たくないのかもしれない。そういう誰でも持っているような、根本的な余裕がないのだとしたら、かなり大変なことだ。まったく意識していなかったけど。

見るもの、読むものどうでもいいことばかり。
いや、実際がそうじゃないことは分かってます。
ただ、徹底的に突き詰める生き方はクールじゃないから、どうもダメ。クールじゃないからなんて馬鹿げてるとは思うけど、私には死活問題。結局、人からどう見られてるかばかりを気にしている、自分が悪いってことになるんだろうけど。