クリエでフィレオフィッシュ

欠伸を見れば思い出す。アイスコーヒーを飲んでも思い出す。
蓄積されたものを出すのは、少しずつじゃないほうがよいのです。
包みこむものは、適度な力でよいのです。
パンとパンで挟むなんて、誰が考え出したのですか。
うーん、どうにも、言葉が調子に乗らない。
靄は払って、先へいけということで。どうしようもないほど卑猥なのが私。

・・・・

真っ黒くろすけの如き闇が吹き飛んだ。ばーっと四方八方に散りじりに消えていく感じ。
昔、井筒俊彦の著作だったか、禅の境地についての理解(というより実感)不能な記述に出くわしたことがあったけれど、ああ、こういうことかぁと少しだけ分かった気がする。悟りとかとは程遠いものだけれど、確実にひっかかりは生まれた気がする。
物と物とを区別するものは絶対的ではなく、すべてが溶け去って無となるが、そこを超えると、世界は変わらず以前と同様に見えてくる。しかし、もはやそれは以前のそれではない。
なるほど。