なーんだ

整理してて少し思いました。大切なものなんて、そんなにたくさんは無いんだって。
生活全体が情報に覆われていて、なおかつ僕は人よりは興味が広いほうだから、いろんなものに足を突っ込んでしまっているけれど、別にクイズ王になりたいわけじゃないんだし、なんでこれに興味があるんだろ?って考えながらやってれば、何か欲しいものがあるんだってことに気付くはずで、そうすれば、どれにも共通した本当に欲しいものが何かが分かるはずなんでしょう。


金のために仕事をするのは簡単。研究するために勉強することも同じ。でも、本当に必要なものが何かを考えてる人はどれくらいいるんだろう。
ちょっとくらい頭良くて知識があれば、どんな話題に対してだってコメントは出来る。はてなのサイトにだって、そういう人はたくさんいる。でも、それがなんになるのかを考えてる人はどれくらいいるの?
それなら、自分のことを見つめている人のほうが、ずっと素敵だよ。世界情勢や他人のことなんか、誰にだって言えるさ。僕に言えるくらいなんだから。

「捨てる技術」なんて本があったけど、意外といいことを言っていたのかもしれない。ちょっと楽しいこととか、ちょっぴりいいものとかさ、そういう要らないものが多すぎるよ。


大事なものも、大切な人も、少しでいいんだよね。
人の想いはそんなに広くはなれないよ。僕はキリストでもブッダでもないから、本当に大切なわずかなもののために何かができればいい。
それでいて、世界がたくさんの人やもの、生き物たちで満たされていることを忘れなければ、それで十分じゃないのかな。